はい!現場の大恵です

佐賀記念

昨日の佐賀記念。
バーデンヴァイラーが着差以上の強さを見せましたね。

半姉にブリーダーズカップディスタフを勝ったマルシュロレーヌを持ち
高い期待を寄せられていたバーデンヴァイラー。

デビュー2戦目でダートに転向すると爆発的な強さを見せて2連勝、出遅れや芝への再挑戦を経て3連勝と、一気に重賞戦線へと駆け上がったのでした。

しかし、重賞初出走となったアンタレスSでは外から被されて15着。

続くマーキュリーCでは外から来られる形でもしっかりと勝ったものの、この時はかなり状態も良さそうでしたから
佐賀記念は内枠の2番を引いたことでどんな競馬になるんだろう?と興味を持っていました。

すると、外のディパッセが先手を取りに行くところにピタリとついて行き2番手外を確保。

ネガティブ要素を自ら排除し、ここが大きな勝負のポイントだったように思います。

今月のダートグレード競走は佐賀記念で終わりとあって
福永祐一騎手がダートグレード競走に騎乗するのはこれが最後。

最後の騎乗で、これまで勝ったことのなかった佐賀記念を制覇しました。

 

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「なかなか佐賀記念は勝つことができていなかったので
最後の最後にこうして勝利をプレセントしていただき嬉しいです」
と福永騎手。

この日は最終レース終了後にグレイトパールの引退式が予定されており
その出席のため佐賀へ来ていた川田将雅騎手も祝福しました。

さらには、表彰式終了後、花道沿いにズラッと集まったファン一人一人に福永騎手はサインをしていたそう。

佐賀競馬場はウイナーズサークルから業務エリアへの出入り口まで50mかそれ以上の通路(花道)があるのですが
それだけ長い花道沿いにいたファンそれぞれに丁寧に時間をかけて対応していたとは驚きました。

佐賀のファンにとって思い出深い一日になったのではないでしょうか。

 

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