北新地競馬交友録

プリンス

我らが安倍ちゃんは、8月3日に行う予定の内閣改造で、岸田文雄外相を続投させる意向を固めた。
第2次安倍内閣の発足時から外相を務める岸田君の安定感を評価するとは表向きで、『ポスト安倍』の有力候補とされる岸田君が閣外に出れば、首相批判の受け皿になりかねないとの判断が働いたとみられる。
これは安倍ちゃんの思惑として理解出来るが、理解出来ないのが、名門『宏池会』の流れを汲む岸田君である。
支持率急降下、体調不良、会期外予算委員会。
四面楚歌の安倍ちゃんから、政権を奪取するまたとない機会。
バット!閣僚を務めていれば、「安倍ちゃんが都合悪いので私がやります」とは云えまい。
兎にも角にも、軍事オタクの石破君のように閣外に出なければと思うのだが(・_・;
怖気づいたのであろうか?

政界のヨーダ事、喜一君以来総理を輩出していない『宏池会』
その名前の由来は、後漢の学者・馬融の「高崗の榭に臥し、以って宏池に臨む」という一文から、陽明学者安岡正篤が命名したそうである。
吉田茂親父の直系である池田勇人によって創立されて以来、あ〜う〜の大平正芳、根回しの名人鈴木善幸、ヨーダ宮沢喜一と4人の総理・総裁を輩出。
野党時代にも河野洋平、谷垣禎一と2人の総裁を出しており、自他共に保守本流の名門派閥と見なされてきたのだから、久々の総理奪取は悲願でもある。
岸田君も御歳59歳、この7月29日には還暦を迎えるし、派閥の領袖だからプリンスとはちとおも歯がゆいが……..腹決めんかい!岸田君!

「マスター、おはようございます。昨日は参りましたね。マッスルマサムネを楽々デムーロが差すわ、頼みの木戸Jはダート1000で出遅れわなんて」
「も〜俺ぁ〜つくづく競馬が嫌になったぜ。もっとも泣いてマニーが戻るなら山のカラスはお大尽カーカー。サンライズサンセット、日はまた昇る、雨はいつか上がるで、馬券を買うしかあるめえよ。損したままでオメオメ引き下がれるかって〜の!」
威勢はいいが懐は寂しいマスター。
「中京のメインは毎年、気分が悪くなるぐれぇ荒れる。『函館2歳』なんて中坊の駆けっこで、とてもじゃねえが手が出ねえよ」

「ならばどのレースで?」
「うん、一抹の不安はあるが中京3Rのプリンスに託してみようかと。今まで散々悪口を云って来たが、レースの展開からの組み立てはよく考えてるし、折り合いを付けさせたら名人クラス。しかも、どっかの国の総理とは違って、ファンの意見にも真摯に答えるなかなかの漢よ。傷があるとすりゃ〜考え過ぎて、思い切った騎乗が出来ね事だが……….。発表!プリンスのファニーフェロウの8枠から3点。相手内から極のジョーカルーアと、真一郎のマッセルが同居した1枠に2万。若武者弘平のリガスとマルコメのシュライエンシチーの5枠に2万。舐めたらダチカン豊のエイシンユニコーン、差し比べなら出番あり京都馬主協会会長のダイシンアルドの7枠に1万でいてこます」

「福永J8枠から出して行けますかね?」
「そうよ!問題はそれだ。リガスもジョーカルーアも行きたい口だから、ぼ〜としてたら後手を踏んで外を回らされる羽目になり、勝ち負けどころか掲示板が精一杯なんて事態が発生するのは本人も承知だろう。ここは1番腹を括って、しっかり出して番手辺りをキープするしかあんめい。プリンスもやる時ゃ〜やるはずだ」
「だといいんですが」
「いいんですがじゃねえよ!何が何でも前に行って貰わなきゃ〜俺が困るんだ!」
「はい、はい」

岸田君は、どうにも腹が決まらないが、福永Jはやってくれるはずと信じての5万円勝負。
土曜日溶けただけに、ここは何とかして欲しい。
福永J!宜しくお願い致します。