はい!現場の大恵です

指定席争奪戦

西がいいか、東がいいか。
冬至を過ぎたばかりの寒い季節だし
やっぱり外より屋内がいいか。

ほんの数秒悩んだのち
深く考えることなく「スマートシート2F(西)」を選択しました。

先週のとある平日の夜、阪神競馬場の26日分の指定席抽選申し込みをした時のことです。
いま振り返れば、「スマートシート2F(西)」を選んだことが
運のツキだったように思います。

26日は中山競馬場で有馬記念が行なわれる日。
阪神では重賞レースはないため、抽選倍率はきっと低くて
希望の席が易々と手に入ると思ってしまったのです。

ところが、当落を確認すると「落選」の文字が。

見たいレースがあったのに・・・

しばらく頭がフリーズしました。
そして思い出したのです。
ディープインパクトが前年の雪辱を果たし
引退レースとなった有馬記念を飛ぶような走りで直線で他馬をゴボウ抜きして勝った姿を。

阪神競馬場のターフビジョンに直線を駆け抜けるディープインパクトの姿が大写しにされた瞬間
スタンドは地響きがするほど歓声に包まれ、鳥肌が立ちました。

そう、有馬記念の日は阪神競馬場も多くのファンが集まるのです。

あぁ、コロナ禍ですっかり忘れてしまっていました。
何て言っても有馬記念は国民的行事でもありますものね。

というわけで、今週は月曜日夕方5時から始まる
「空席先着順販売レース」に挑むも
スタートで出遅れて惨敗。

火曜、水曜とことあるごとに指定席予約ページを開いて
キャンセル席が販売されていないか確認するも
ライバルが多すぎて連戦連敗を喫していました。

落ち込んでいたところ
「5分おきにリロードして
キャンセル席を見つけた瞬間、一刻も早く申し込み手続きをできるようにした方がいい」
と、似た境遇のフリーカメラマンからアドバイスを受けて
今日は明け方4時前から幾度もインタネットの更新ボタンを押し
キャンセル席を見つけて申し込みボタンを押すも跳ね返され
また更新ボタンを押しながらキャンセル席ができるのを待ち
時に寝落ちして
もう週末の出走馬が確定しようかという15時半頃。
奇跡的に2F東のスマートシートをゲットできました。

戦いの長さに、本当にゲットできたのか何度も確認してしまいましたが
たぶん大丈夫なようです。

これで無事、日曜日は阪神競馬場でレース観戦ができます。

聞くと、コロナ禍になって取材章を出してもらえなくなったフリーカメラマンたちは
毎週この戦いを続けているとか。

大いに尊敬します。