北新地競馬交友録

切るに切れない

雨後の筍顔負けで、まあ〜出るは!出るは!片山さつき大臣の不埒な所業。
国税庁への口利き疑惑報道に続き、政治資金収支報告書への記載漏れや、広告看板問題などが続出。
本人は顔を引攣らせながらも、ああ云えば上祐ならぬ、ああ云えば片山でノラリクラリと身をかわす構えだが、どう考えても辞任は避けられないが…….。
「暴れん坊が怒るから、自分から辞めると云うまではうっちゃって置くしかない」。
とっとと首を切ってスッキリすしたい、我らが安倍ちゃんも、後ろ盾である和歌山の暴れん坊の顔色を伺っている。
と云うのも以前、派閥のガンダム今村復興相を失言問題で詰め腹を切らせた時、怒り狂って捻じ込まれた過去があるからだ。

切るに切れない厚化粧のおばさん。
まともに答弁できない五輪おじさんより、余程タチが悪いのだが………..。

「マスター、おはようございます。土曜日は仰け反りましたね。9鞍乗ったクリスチャンが馬券になったのは僅か1鞍。4鞍しか乗鞍がなかったミルコが1着2回、3着2回で全て馬券になるとは」は、我がジャパンで3番目にオツムのいい大学を出て、堂々の一部上場会社勤務。
冬のボーナスが幾ら出るかとウキウキモードのK君。
「俺ぁ〜つくづくテメエの感の悪さが嫌になった。最終見たか?クリスチャンのメイショウギガース。好位で突き抜けるかと思いきや、ずるずる下がって12着のケツ4で最後は追いもしねえんだからョ。それの比べてミルコのスペシャルホースは、思いっきりテレビみのもんたで出遅れたのに、最後はズンない脚で突き抜けてやがんの。下がっちゃ怖い柳のお化けたぁ〜あの事だ」と、恒例の愚痴を日曜日の朝から炸裂させているマスター。

「今日の『エリザベス女王杯』で巻き返しましょう。馬鹿の一つ覚えの外人買いでしょ?」
「馬鹿とは何だ!馬鹿とは。死んだパピーにもそったら事は云われた事がねえのに、赤の他人が唄いやがったな。まあ〜いいや、当然外人買いだがどうしても切れねえニホリカ人の馬がいてるんだ」
「池添Jのレッドジェノヴァでしょ」
「ピンポンパン体操だ。あのサトノダイヤモンドを追い詰めた『京都大賞典』を見たら、おっとろしくて切るに切れねえ。纏めて面倒を見ちまう可能性がある。最近は大きなレースになると空回りばっかの謙一だが…………。外人プラス謙一の5頭ボックスじゃ〜当たっても豚の喧嘩でトントンだしな〜。軸を決めるしかねえか。敢えて選ぶなら無双ルメ公のノームコアだろう」

「馬券はどのように?」
「ノームコア1軸の3連複。相手はミルコのモズカッチャン、クリスチャンのカンタービレ、モレイラのリスグラシュー、してから謙一のレッドジェノヴァの4頭6点張りで一目1万。してからノームコアからの馬連レッドジェノヴァ、モズカッチャン、リスグラシューに各3千、カンタービレに1千。締めて7万でいてこます」と結論付けた。
片山某ではないが、切るに切れないレッドジェノヴァ。
「やっぱ日本人なんていらなかったじゃねか。外人ボックスにしときゃ当たってたのによ!怒」なんて事態にならぬ事を祈る!

当たれば、今年初めてのフグを食べに行くらしいが………..さて。