北新地競馬交友録

確信

Chinaの国家主席であり独裁政治街道を
猫まっしぐら状態だった習おじさんの身辺に黒雲が立ち込めだした。事の発端はUSAのトランプおじさんが仕掛けた貿易戦争。貿易量のバランスから云っても、まともにやり合えばひとたまりもないのである。

遡って習おじさんは2017年の10月に行われた第19回党大会で、3時間24分に及ぶ大演説をぶち上げたのだが、その間に最も出現頻度が高かった言葉が「新時代の中国の特色ある社会主義思想」次いで「中華民族の偉大なる復興」「中国の夢」

これらの根っこにあるのは、あの『中華思想』である。中国が世界の文化,政治の中心であり,他に優越しているという意識だ。バット!先の不幸な大戦前は、欧米列強から喰い散らかされたばかりでなく、我がJAPANもやりたい放題で、いたくプライドが傷ついたと云う訳である。

「ごめんなさい」でいくら経済援助をされても、その恨みが晴れる事がないのは、ある意味当然であろう。Chinaは執念深く我がJAPANを狙っている。それを象徴するような事件が起こった。

沖縄県の尖閣諸島・魚釣島の領海内に中国船がいるのを警戒中の第11管区海上保安本部の巡視船が発見。監視していると、ボート2隻を下ろして7人が分乗し、11管の制止を振り切って魚釣島に上陸。

沖縄県警は「だまってる訳にはいかないさ〜」と約20人の警察官をヘリで島に派遣し、全員を出入国管理法違反の疑いで、「御用だ!御用だ!」と相成った。これに対しでChinaの政府は激おこプンプン丸だ。

実は、この尖閣諸島・魚釣島への上陸に関しては、実行者が事前にマスコミを集めて「やってやる!見とけ」とタンカを切っていたのだから、報道統制が半端ない政府が知らなかったはずはない。我がJAPANからすれば、政府ぐるみの確信犯だったのである。

「冷静に対処する」としながらも日中の間に剣呑な雰囲気が漂った。

2004年の出来事だ。

「アイビスサマーダッシュ、一番人気の直宏のカルストンライトオは寒いぞ。確かに2年前に勝っちゃ〜いるが、あん時は8枠12番。今回は5枠5番だからョ。お父さんも知っての通り、新潟千直は圧倒的に外枠有利。ならば8枠豊は豊でも吉田豊のタカオルビー、善臣大先生のコスモラヴシックの2頭が狙い目だろう。チョイとばかし善臣大先生が追いバテしねかとの心配はあるが、流石に千直ならもつ。どっちも4倍強だから二頭の単勝を買うとあんまし儲からねえが、どっちかが勝つんだから自動的にオゼゼが倍になるって寸法ョ。こんな楽なレースはそうそうねえぞ!お父さん!さあ張った張った」聞かれてもいないのに長講師はマスターの昔からの悪い癖である。

そのマスターがスタート直後仰け反る事態が発生しようとは………..。

「スタートしました!ロックスキルでしょうかやや煽りました!何が先手を取るでしょうか?お!カルストンライトオが早くも外ラチ沿いを目指している」「おい!馬鹿!何やってんだ!豊!豊!この野郎!ガードしろって」と悲鳴を上げるマスター。5枠のカルストンライトオが外に切れ込む事態にこんなはずじゃ〜(・∀・)「外ラチ沿いに先頭はカルストンライトオ!カルストンライトオ!リードが1馬身半ある!2番手は横に広がってドローアウター!ホワットアリーズン!8枠のタカオルビー!カルストンライトオ突き放した!カルストンライトオ余裕綽々!リードが2馬身!3馬身!タカオルビーは2着まで!」

1着 カルストンライトオ 大西J

2着 タカオルビー 吉田豊J

3着 ネイティブハート 石崎J

「なんだ!このレースは!豊も善臣もイモ引きやがって、あんなに楽に先行させたらいけま〜が。アッタマ来るぜ!豊は豊でも武豊なら大西なんてひと睨みでスイマセンだョ」といい泣きが入る梅田ウインズ午後4時前。

尖閣諸島・魚釣島への上陸はChinaの確信犯的行動なら、大西Jの外ラチ一気は確信的騎乗であった。

どちらも2004年の事である。

マスター参った!(≧∇≦)