北新地競馬交友録

競馬ニホン

関西のオールド馬券愛好家に「やっぱりか」と思わせるニュースが流れた。
中央競馬の予想専門紙『競馬ニホン』が15日付発行号をもって休刊する。
1932年(昭7)の創刊以来、86年の歴史に幕を下ろすのだ。
公式ツイッターは6日、「前夜通信社発行の中央競馬専門紙 競馬ニホンは、諸般の事情により4月15日付発行号をもって休刊いたします。昭和7年の創刊以来、長きにわたってご支援いただいた読者、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます」と伝えた。

「テレビで云ってるパドック解説なんて聞くだけ無駄。あったらもんは人気のある馬の順をチョコっとその時に応じて入れ替えて推奨してるだけだ。何が仕上がってますね!だ。てめのオツムをチイとばかしは仕上げろってんだ」とボロカスのマスターだが。
この人の云う事は無条件に乗っかっていたのが、『競馬ニホン』の辻さん。
予想紙で自分が本命を打っている馬でも、良くないと思えば、ラジオで小気味いいぐらい切り捨てていた。

スポーツ新聞が充実して、もちろんネットだけでも充分予想が出来るこのご時世。
「あのな〜『競馬ニホン』はええで!なんせ字が大きいさかい。ハズキルーペもいらんのちゃう」だけじゃ〜生き残れなかったのかも知れない。
専門誌の中で云えば、データ中心なら『競馬ブック』、トラックマンの充実度で云うなら『競馬エイト』、お年寄りに優しいのが『競馬ニホン』。

やれ、ルメールだ、やれデムーロだ。
外人ジョッキーだけ買っていたら、ど素人でもそれなりに楽しめる昨今の競馬。
競馬の奥深さとは無縁でも、馬券を買ってくれるならそれも良し。
必然として、専門誌の役目は終わりに近づいているのかも知れない。
一抹の寂しさを覚える春の宵。
忘れませんよ!『競馬ニホン』
お疲れ様でした。