北新地競馬交友録

冬のど真ん中

冬将軍がデン!と居座っている日本列島。
例年より気温が低く、日中でも5度前後と云うのだからお話しにならない。
そんな中、記録的な大雪に見舞われた北陸では、6日に続いて7日も、多数の車両が立ち往生する状態が続き、福井県と石川県を結ぶ国道8号では、8日も降り続く大雪により発生した車両の立ち往生の解消に向けた除雪作業が、徹夜で行われている。
長い人は車中に60時間以上閉じ込められると云う非常事態が発生( ・∇・)
立ち往生は解消に向かいつつあるが、同日午前11時現在、福井県あわら市―福井市間でなお約290台が動けない状態。
大寒波襲来に縮み上がる日本。
困ったなるなりである。

「狙い馬はズバリ!『きさらぎ賞』の平和カツジだ。前走の『デイリー杯2歳S』で見どころがあった。バット!新馬戦で度肝を抜く勝ち方をしたダノンマジェスティ、新馬勝ちの手綱を取ったデムーロへの乗り替わりグローリーヴェイズも怖え。勝つ馬はこの3頭のうちのどれかだろう。発表!嫌々ながらの3連単フォーメーション。一列目にこの3頭。2列目にプラス、人気がないとやたら突っ込んで来る祐介のラセットを入れて4頭。3列目にプラス内から、フルキチ先輩のサトノフェーバー、康成のレッドレオンを足した36点張り一目1千」
「取りガミがあるんじゃないですか?」との熊本天草出身○原さんのクエッションに。
「慌てるな、慌てるな。慌てる何とかは貰いが少ねえと云うだろう。そったら事は百も承知よ。保険で、枠の7ー8を1万と5千。8ー8ゾロ目の松っちゃんを6千でご機嫌伺いと行こう」と結論付けたのだが………。

「第4コーナーから直線の攻防!逃げるサトノフェイバー!並んで行くグローリーヴェイズ!その外カツジが3番手!」
ポンとスタートを切って少し抑え気味ながらいいポジションで直線に入ったカツジを見て、「おっしゃ!弘平!差しちゃれ」とマスター一声。
「内からレッドレオン!外から4番ラセット!先頭は粘っているサトノフェイバー!グローリーヴェイズが捉えにかかる!この2頭の追い比べ!ラセットが3番手に上がる!サトノフェイバー!グローリーヴェエズ2頭並んでゴールイン!」
1着 サトノフェイバー 古川J
2着 グローリーヴェエズ デムーロJ
3着 ラセット 藤岡祐介J
4着 レッドレオン 岩田J
5着 カツジ 松山J

「まさか古川JがデムーロJに競り勝つなんて」と絶句する競馬友達のK君。
「松山Jも慎重に乗り過ぎです。いいスタート切ったんだから…….」と○原さん。
「いや、弘平は責められねえだろう。1ハロン距離延長でじんわり乗るのは当然だ。古キチのサトノフェイバーが強かったって事よ。それにしてもマルコメのダノンマジェスティなんて漫画だぜ。返し馬の時からチャカチャカし過ぎてるのは気になったが、あったら気性の馬怖くて乗ってられねえぞ。それによ〜祐介がお約束みてぇに突っ込んで来るんだから……..完敗だ」と敗戦の弁を淡々と話すマスター。
ビックリするような配当でもないのに、神戸元町ウインズの馬券愛好家達からも景気のいい声はなし。

寒波で悲惨な事になっているのは、福井や富山だけじゃない。
神戸元町ウインズも冬のど真ん中なのである(≧∀≦)