北新地競馬交友録

一度ある事は…….。

先月の予算委員会で野党の追及を受け、「特定の人物を出して、何か政治的な力を加えたかのごとく質問して、あなた責任とれるんですか!」と激昂し、十八番のブチギレをかましたのは我らが安倍ちゃん。
森友学園に続いて加計学園問題が持ち上がった。
加計学園をめぐっては、同法人が運営する岡山理科大が愛媛県今治市で獣医学部新設を申請するも、文部科学省が獣医学部の新設を求めておらず、過去15回も国に撥ねつけられてきた。
バット!安倍ちゃんが総理に返り咲いた後はトントン拍子で話が進み、2015年12月に今治市を国家戦略特区に定めて規制緩和。
52年間にわたって認められてこなかった獣医学部の新設が決まったのだ。
くわえて、同大学には約37億円の価格がついている市有地が無償譲渡され、愛媛県と今治市によって最大96億円が助成されるというのである。

加計学園理事長と安倍ちゃんとは40年来の親友で、そこいらの代議士や上場企業のトップなど足元にも及ばない親密な付き合いが続いており、その模様は過去の『首相動静』で明らかである。
地元で行われた説明会で、市長は「大学は将来、飽和状態になるが、獣医学部なら希少価値があると進めてきた」と強調したが、いつの間にかクローズドで決まっていた多額無償援助に対して、市民から怒声が飛び交った。
地元のおたっしゃ倶楽部は、「36億円の無償譲渡は森友学園問題の後に知った。市は老人会の施設のガラス窓が割れても、テープ貼れと言うばかり。道路も危ない所が多いが、直してくれない」とマジカル怒っているそうな。
将軍様と暴君との鍔迫り合いで、緊迫の度を深めている我がJAPAN。
この問題で、またまた国会が紛糾するとまずい事態になる(~_~;)
森友学園、加計学園、一度ある事は二度あるでなければいいのだが…….。

「マスターさん、明日の『皐月賞』はどうしますか?」
「たわけ!明日にでもミサイルが飛んで来ようて〜のに、競馬にかまけてる場合か!と云いてえところだが、俺がナンボ心配ぇしたって、飛んで来る時は来る。神戸に直撃でもありゃ、競馬どころじゃなくなるから、今の内に心ゆくまで楽しんでおかねえとな」
「私ら庶民が幾ら心配したってどうにもなりませんからね」
「◯原さんよ〜、庶民て云うのは全うに生活出来てる人のこった。あんたはどうか知らんが俺なんぞは、数の内に入っちゃいね〜よ。どうせ最下層なんだ、槍でも鉄砲でもミサイルでもドンと来いだぜ!」と変な自慢は相変わらずである。

「大混戦ですね。と云うか69年ぶりの牝馬での『皐月賞』ゲットを狙うファンディーナをどうするかが肝ですね」と競馬友達のK君。
「君も我がJAPANで3番目にオツムのいい学校を出てる割には、近所のキッズ並みのあたしまえの事しか云わねえな。そんな事ぁ〜馬券愛好家の皆さんは全員承知の助よ。まともならスンナリ勝つんだろうが、なんせ先週の事があっからよ。単勝1.4倍絶対的能力の持ち主ソウルスターリングが3着がやっとこさなのが競馬だ。ここは馬券術で凌ぐしかあんめえよ」

「馬券術って何ですか?」
「枠だよ!枠買いだ!ファンディーナとペルシアンナイトの同居した4枠を軸にしよう。どっちも勝つチャンスは充分あるし、一頭がアチャ〜になっても、もう一頭が何とかするって寸法よ。気になるのは天気だが…………..なるようにしかならねえ。相手は内から洋文のスワーヴリチャード、プリンスのカデナ、ルメールのレイデオロ、裕信のアウトライアーズ、圭太のサトノアレス、でもって康成のファンディーナとデムーロのペルシアンナイト。よって枠の1ー4、2ー4、4ー4を各1万。3ー4、4ー7を抑えで各5千。締めて4万で参加する」
「牡馬クラシック第一弾なのに、随分控え目ですね」
「だから云ってるだろ!俺は庶民以下だってよ!」
(お〜怖わ〜)

キョンキョンの学園天国ではないが、一度ある事は二度あるじゃ〜浮かび上がれないマスター。
岩田Jの踏ん張りに期待だ。