北新地競馬交友録

披露宴にて その2

奈良県天川村の弥山に登に入った島根県土木部長、冨樫篤英さんが、今月9日朝から行方不明。
22日正午ごろ、弥山山頂から北西約4キロ栃尾辻近くの登山道にいるところを13日ぶりに登山者の男性に発見された。
冨樫さんはヘリコプターで病院に搬送されたが命に別状はなし。
発見した登山者の男性が声を掛けると、「2週間ほど遭難していた。たった今、下からはいあがってきた。2週間ほど何も食べていない」と2個のおにぎりにパクついたそうな。
崖から滑落して湧き水だけで2週間も耐え無事生還。
まさに不死身のおのこである(^O^)/

「おとうさん、おかあさん、本当に今日この日を迎えることができて、私は幸せです。 今日はいままでずっと言えなかった感謝の気持ちをこめて、この手紙を読ませていただきます」と、3時35分を少し回った頃に始まったのが披露宴のフィナーレご両親への手紙。
同じテーブルの馬主さん達もさすがに、身じろぎもせず聞いているのだが、ただ1人アイホンで最終オッズを確認していたマスター。
いよいよ『天皇賞』のスタートだ。
ラジオ日経実況の短縮をポチと押し、心の中で「さ〜ムーアいてこませ!」と気合いを入れ、アイホンを耳に押し付けているのだから、いよいよ持って不謹慎である(~_~;)

「4コーナーから直線!エイシンヒカリ!ラヴリーディ並んだ!外からヤマカツエース3番手!間を狙ってロゴタイプ!猛然とモーリス差を詰める!」
思わず「いけいけ!モーリス!」と声が出そうになるのをグッと堪えるマスター。
「残り400を通過!ラヴリーディ!外からモーリス!外からモーリス!外からモーリスが一気に先頭に代わる!喰い下がるラヴリーディ!ロゴタイプが間から!内を狙ってアンビシャス!」
映像がないだけに、モーリスのリードがどれくらいあるのか判らないとハートが千々に乱れる。

「ヒストリカル!リアルスティールも追い込んで来る!モーリスが先頭だ!モーリス!内からリアルスティール!更に外からステファノス!モーリスだ!モーリス!ゴールイン!これが王者の走りだ」
モーリスが勝った!
披露宴会場では「大切に育ててくださった温かいおとうさん、おかあさんの元を巣立っていくさびしさはありますが、これからは、しっかりとYさんと一緒に歩いていくことで、おとうさん、おかあさんへのご恩返しをしたいと思います。 今まで育ててくださって、ありがとうございます。どうぞ、これからも見守っていてください」
各テーブルのあちらこちらで、感動の余りハンカチを目に当てている姿が見える。
理由はまるで違うが、ナフキンを思わず手に取るマスター。
モーリスが勝った!

単勝2万円、複勝8万円。
締めて10万円が19万2千円は大した儲けではないが、『秋華賞』『菊花賞』と足腰も立たないぐらいやられて瀕死の重症。
これが外れれば、カボチャの仮面を被ってプラカードを持つしかないとまで追い詰められたマスター。
「おめでとう!」と周りが驚くぐらいの大声と手が千切れるぐらいの拍手は、晴の門出の新郎新婦に送ったのかはどうかは…………追求しないでおこう(笑)
神戸元町ウインズに出張っている熊本天草出身◯原さん、競馬友達のK君、マスターは馬券が上手いと信じている数少ない信者バイオ系商社勤務のY君から、次々におめでとうLINEが入る京都四条烏丸午後4時前。
いや〜、13日振りに奇跡の生還を果たした冨樫さんには及ばないがシブトイね〜(^O^)/