北新地競馬交友録

忠士!踏ん張る!

プロ野球『日本シリーズ』
早くも勝負あったの様相を呈して来たが、野球の場合先発ピッチャーの出来が勝負の行方を左右する確率が高い。
どこが相手でも最低5回は投げないと、責任を果たしたとは云えない。
それが野球の場合一般的な認識だが、競馬はそう単純ではない。
例えば「担いでも3着には持って来い!」と関係者から云われても、前走でタイムオーバーきわきわの馬では「殿!ご無体な〜!」となるし、断トツ1番人気なら勝って当たり前で、2着でもムッとされると云う塩梅だ。

「パスティ抜けた!抜けた!2番手にはユキノスライダー、3番手はオールアズワン!」
土曜日の新潟1R、小坂Jの2.5倍断然1番人気のタマモプラネットが、捜索願いを出さないといけない事態が発生した。
「えれえ事になっちまったΣ(゚д゚lll)忠士は元々この馬の為に新潟行ったようなもんなのに…….この後のレースが心配だ」
小坂Jと何度か話した事のあるマスターによれば、極め付けの真面目な性格。
怪我をして休んでいた時など、アルコールは身体によくないと、烏龍茶で飲み会に参加するぐらいの生真面目さだ。
「ショックを引きづらなきゃいいが………」

新潟2R、5番人気のマジックダイオー5着死守。
新潟4R、8番人気のシップウハヤト、これまた5着で掲示板確保。
朝イチのレースでさぞかしショックを受けているだろうに、気合いで踏ん張る小坂J。
土日7頭出し、京都馬主協会会員某馬主さんの出走馬の中で、「いの一番は京都6Rハッピーエム、甲乙付け難いが配当的に美味しいのは、新潟6Rのセレッソレアルだ!」と知り合いに前日アナウンスしているマスター。
どうにも気がきではない様子だ。

「3コーナの標識を回って残り600を通過〜!……..さ〜直線、先頭は持ったままでアンジェラスベル、2番手はフレンドスイート、外からセレッソレアル!」
スタートから位置取りは真ん中から後方、常に手が動いているセレッソレアル。
外目を回されているから距離損も明らかだ。
小坂Jが大きなアクションで右ムチを振るう。
「オラ!忠士!頑張れ!追え!追えってんだ!」
グリーンチャンネルに向かってマスター絶叫。

何とか3着を確保したセレッソレアル。
プロ野球で云うなら、5回を1失点で凌いだと云ったところか。
単勝1.9倍フレンドスイートとのワイドが250円付いて、ホッと胸を撫で下ろした。
「マスターさん、ありがとうございました」
神戸元町ウインズに出張っている○原さんから携帯に連絡が。
「マジカル冷や冷やしたぜ。何せ1Rで飛んじゃってるからよ〜。いい加減なジョッキーなら、ま〜仕方ないです、てなところだろうが、ウルトラ真面目な忠士だろ。良く踏ん張ったよ。アタマが欲しかったが最低限の責任は果たしたって事で、よしとするか。○原さん、呑気に話してる場合じゃねえぞ!丸々京都6Rハッピーエムとタマモリドに転がせよ!」
「○原ラジャー」

7頭出しの大攻勢。
2着2回
3着2回
馬主さんにとっては1着がないのが画竜点睛を欠くと云ったところだろうが、大したもんである。
川須J、国分優作J、小坂J、スペシャルサンクスC.デムーロJ。
次走はアタマで宜しくお願いしまス!

皆様、お付き合いありがとうございました。
明日はいよいよ『菊花賞』
男に男が惚れた!
キタサンブラック北村宏J一世一代の大仕事のお話しです。
マスターも叫びますよ〜(笑)
宜しくお願い申し上げます。