北新地競馬交友録

恥知らず

「全くシロだろ!」
本人が聞いたら、泣いて喜びそうな発言をしたのが、ニホリカのトップ。
海外で血税をばら撒くのが趣味のあのお方である。
妻の元夫の“不審死”事件をめぐり、捜査への介入疑惑などが報じられてきた木○誠ニ官房副長官。
9月中旬にも予定される内閣改造でお役御免。
来るべき衆議院選挙で、国民から引導を渡されると思っていたのだが、週明けに発表される内閣改造での留任がほぼ決まったと云うのだ。

愛人の子供との七五三、上記の事件での捜査介入、違法風俗のヘビーユーザー。
普通これだけ材料が揃えば、恥ずかしくて顔を上げて道も歩けないはずだが………。
自民党の古参議員は、「次の内閣改造で木○氏は外れるだろうという見方が大勢。国民から疑いの目を向けられている木○氏を官邸内に置いておけば、支持率低下にもつながりかねない。その点、内閣改造のタイミングで交代させれば、『更迭』感も払拭できる」と既定路線のように語っていた。

これだけのスキャンダルの連発ながら、圧力に屈したのか、まるで報道しない大手メディア。
記者から突っ込まれるのが怖くて、ぶら下がりの記者会見すら開けない本人。
更に、どっからどう見ても、限りなく黒に近い灰色なのに、何の問題もないといい放つトップ。
誰も彼もが筋金入りの悪党達だが恥知らずは強い。
何よりも国民の血税でやりたい放題の木○誠ニ。
誠の名前が泣いているぞ。

「よーし初也!そっから伸びて来い!外めを狙うんじゃない!」北新地の盆暗が気合いを付けるも、脚がないのか前をちょっとカットされただけでまるで伸びない寅さんのパンツ。
ワイドの片棒に抜擢したユイノダンディズムが、ニャンと!6着で見せ場ゼロとは。
しかも死角なしのはず津村Jのイルルージュが、その展開、その位置取りで勝たなきゃいつ勝つんだ!なのに、完全に見切った藤田Jのフラッシュアークに、鼻歌交じりで交わされての4着。
いくらワイドでも、4着ー6着に配当を付ける主催者はない。
それが先週の日曜日、新潟最終の出来事である。

「マスターさん、おはようございます。『雷光特別』は酷い目に遭いましたね。ご愁傷様でした」は熊本天草出身、競馬友達の○原さん。
「ああ、連日の暑さにヒイヒイ云ってるのに、トドメを刺された気分だ。競馬だから当たり外れは付き物でも、あんだけ見せ場のねえレースをされたら、熱中症が裸足で逃げ出すぐれぇ、体調不良に襲われるぜ。暑気払いであんた達に『神戸サウナ』70分マッサージコースをゴチしてやろうと思ってたのによ。てめえで浮腫んだ脚をリンパマッサージしてんだから、情けなさもここに極まれりって事よ」
日曜日の朝のお約束ボヤキ節が炸裂している。

「まあ、まあ。お馬さん達もローカルから帰って来ましたし、心機一転と参りましょう」
「そうよな〜、やっぱ頭数の多いレースはダミダ。偶然頼りでいくら買っても当たらねえ。狙うなら小頭数だろう。発表!10頭立て中山8R。三連単ボックス!内から裕紀人コースタルテラス、新バンブーグローブ、脩ゲットアップ、裕次アステロイドメア、琉人アッティラの5頭60点。一目8百。中途半端は止めてチヨ奥村で、アステロイドメアの単勝を2千。締めて5万両のご機嫌伺いだ」

「え!10頭立てで5頭のボックス60点ですか。ナンボナンデモ。勝負師の看板が泣きますよ」
「なして?10頭立てで5頭ボックス買っちゃ〜いけねえ法律でもあんのか。いいんだよ!当たりゃ〜何でも。これでも取りガミはほぼねえ」
「儲けもほぼないですけど」
「たわけ!馬券は当たってナンボだっちゅ〜の」
「………………………….」
どっかの国の政治家やマスコミのように恥を知らない北新地の盆暗。
のけぞりの60点張りだが……….さて。