北新地競馬交友録

理屈など

『柄の無い所に柄を挿げる』は、無理に理屈を付けたり、口実を設ける事を云うが、この専売特許は剣呑な業界の方々。
平気で無理くり難癖を付けてくる。
何とか法で、そう云う業界の方々には、厳しいペナルティーを課したのが功を奏したのか、最近では衰退が目立っているものの、相手がカントリーだとウルトラ厄介である。

東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」を巡り、科学的根拠に基づき、海洋放出に理解を求める我がニホリカに対し、彼の国が事実無根の非難を繰り返し、『処理水』を『核汚染水』と鸚鵡のように連呼している。
駐日大使などは、「原発事故で発生した汚染水を海に放出するのは前例がない」と、それこそ『柄の無い所に柄を挿げる』構えを崩さない。

そもそも彼の国の運用する複数の原子力発電所は、今夏にも始まる東京電力福島第一原子力発電所の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比べ、最大で約6・5倍の放射性物質トリチウムを放出している。
例えば、2020年浙江○・秦○第三原発は約143兆ベクレル、21年に広東○・陽○原発は約112兆ベクレル、福建○・寧○原発は約102兆ベクレルetc。

東京電力福島第一原発は年間放出総量を22兆ベクレル以下に抑える計画で、放出後のトリチウムの濃度は、世界保健機関などの基準をはるかに下回っている。
大概の事にはモンチばかり付けて来たお隣さんも、流石にこれは認めるしかないで、「まあ〜いいんじゃないですか」
世界中で彼の国と半島の黒電話だけが、頭から湯気を出して非難しているのだからニャンとも馬鹿げた話しだし、恥を知らない国は強い。

我がニホリカは、先の不幸な大戦を教訓に、武力を行使する事を放棄したが、もし、これが先の大戦前なら、即国交断絶!来るなら来いで大変な事態に陥っていたのは想像に難くない。
理屈も何もあったもんじゃない言動にはウンザリ。
どうやら登山とかもっての他の、訳の判らない恐ろしい法律も作られたようである。
君子危うきに近寄らずの姿勢を貫くしかあるまいと思う、今日この頃である。

「おい!マルコメ!何やってんだ!逃げろョ!逃げろって!」
『七夕賞』、ハナを切るはずのフェーングロッテンが馬群の中てノンビリお茶を啜っている。
「何?なんだ?ククナだ!ホウオウエミーズだ!聞いてねえョ」
勝利をほぼ手中にした幸ジョッキーのセイウンハーデスは買っているが、2着石川Jのククナ、3着丸太Jのホウオウエミーズはノーマーク。
三連単は27万オーバーとなったのが、先週の日曜日の話しである。

「マスターさん、おはようございます。先週は酷い目に遭いましたね。『七夕賞』なんて買わずに、『プロキオンS』を見立て通り、ドンフランキーとリメイクで買っていたらドンピシャ。馬連一点で取れてますよ。5万円が楽勝で30万円になってたのに」は、熊本天草出身○原さん。
「へ!後で気が付く寝小便てな。競馬は済んでからなら何とでも云えるんだ。しかしなんだ、お宅もミーの傷口に塩を塗るような事を平気での賜ってくれるな。こんな事なら『神戸サウナ70分マッサージコース』をゴチするんじゃなかったぜ」

「失礼致しました。そんなつもりじゃなかったんですが、3着のオメガレインボーも引いておられたので、三連単フォーメーション、1着、2着にドンフランキーとリメイクを襷掛け、3着にオメガレインボー、タガノビューティーの4点、一目1万円なら90万円でした」
「くぬ野郎!まだ云うか、もう二度と遊んでやんない」
「まあ、まあ、それほどマスターさんの見立てが凄いと云う意味ですから、悪く取らないでください。で、本日は中京、福島、函館どこのレースを買いますか?」
「………………..」

「ファイナルアンサー プリーズ」
「うるせえ!発表!『函館記念』枠連。ククナが笑いながら突っ込んで来るのが競馬。馬の状態や力は考えるだけ無駄。予想のファクターとなるのは屋根しかあんめえ。無双ルメールのローシャムパークと若手NO1武史のアラタが同居した5枠信頼。相手は内から、夢よもう一度ハヤヤッコ、わし高いでドーブネの2枠、忘れた頃のルビーカサブランカ、天才牧雄の秘密兵器ブローザフォーンの4枠を平に1万。一度ある事は二度あるゾロ目のまっちゃんの5ー5を1万と5千。歩く馬は一頭もいない、3ー5、5ー6、5ー8を平に5千でいてこます」と結論付けた。

かの国と同じで競馬に理屈もへったくれも無いと、北新地の盆暗が5枠からの多点流しだが…………さて。