北新地競馬交友録

総括

5月8日から、新型コロナウイルスの感染症法の位置づけが、5類になる直前に、またぞろ専門家と称する、何の役にも立たない有志達がアナウンス。
「第9波が起こり、第8波より大きな規模になる可能性も残されている。」
なんと云う馬鹿げた物の云いようであろうか。
可能性も、も、も残されている。
あるんか、ないんか、イエスかノーかの山下大将だ。

そもそも、1億2千4百4十2万人のニホリカ人のうち、重症者は4月22日の時点で56名。
例えば、沖縄などは陽性者が増えて来ていると云っても、ICUに入っている患者はゼロである。
2022年度の死亡者総数158万人超、1日おおよそ4320人、新型コロナによる死者23人。
亡くなられた方にPCR検査をして、陽性ならば交通事故で旅立たれたのに、新型コロナウイルスで旅立たれたとカウントしても23人である。
悲しみは1分のI、亡くなられた方達にはお悔やみを申し上げるが、それと、これとは話しが別だ。

こんな状況でまだ馬鹿騒ぎをしているのだから、腹立たしいを越して、呆れ果てるしかない。
自己顕示欲、利権塗れ、よだれ鳥の輩達と云われても文句は云えまい。
インフルエンザでも流行の波はある。
至極当然の事である。
都道府県によっては、無料PCR検査を廃止したところもあれば、未だに無料検査を続けているところもある。
一時期問題になったのは、「期間を空けて何回でも検査してください。クオカードを進呈します。」
冗談みたいな事が事実行われて来た。
調べれば陽性者が出るのは、ごくごく当たり前の事である。

そもそも、何で増えたり減ったりするのかまるで判かっていない、役立たずの専門家と称する人間達が今やるべきなのは、根拠もない予言を垂れ流す事より、この3年間の総括をする事である。
総括と云えば、少し年季の入ったニホリカ人ならあの連合赤軍を思い出してしまうが。
総括とは行って来た行動や取り組み、発言について報告し、その成果や反省点を明らかにする事である。

「このまま何もしなければ42万人が旅立つ。」
この発言を皮切りに、まるで当たらないポンコツ数理モデルで、実際とはかけ離れた数値で脅し続ける京都大学教授。
「国の総力を挙げないと東京はニューヨークの二の舞になる。」と国会で涙ながらにエモーショナルに訴えた東大教授。
このような輩や、マスコミに影響されて、ダッチロールを繰り返したのが政府の新型コロナ対策だ。
いったい何が、誰が悪かったのか。
医師会、分科会、感染症専門医、メディア、厚労省、政治家たちがどのような認識の元に発言し、動いたのか。

いずれ、新型コロナウイルスとは別のウイルス禍に見舞われるのは人類の宿命。
その時のためにも、今こそ総括をすべきであろう。
お手盛りの調査会では、何も出ないだろうから、おすすめは新型コロナに関してシャープな発言を繰り返して来た、某総研の代表を座長に据えるのがいい。
周りをまともな学者で固めたら何とかなるだろうし、
自分に甘く人には厳しくがもっとうだから期待が出来る。
「休日の昼間はおシャンパンが最高ですのよオホホ」てな与太を飛ばしている暇があるなら、少しはニホリカの役に立ちたまえだ。

付け足しとはなるが、知り合いの銀行に勤めていたダチから聞いた話し。
「この3年で、驚くぐらいの多くの方達が、住宅ローン破綻を起こしている。任意売却でも借金が残る場合は悲劇。新型コロナウイルス騒動がなければ、これほど多くの方達が追い込まれる事は無かったと思う。」
自称専門家と称して、したり顔でまるで当たらない予言を垂れ流した面々。
しかも、どれだけ外れても、間違えていても、テコでも間違いを認めたり、謝ったりしないのだから始末に悪い。
世の中に、激しく害悪を流して来て、いまだに、過剰な煽りを続けている我が身を恥ずべきであろう。
総括だ!

「え!え!え!弘平やめろ。遠慮しろ。」
北新地の盆暗が悲鳴を上げた『皐月賞』。
馬連、恥ずかしながらの6頭ボックス15点張りの乱れ打ちも、諸般の事情で見切ったタスティエーラが軽々と連を確保してしまってパー。
「なんじゃこりゃ?」故松田優作と彷彿させる嘆きを発し、「支払いは任した。俺ぁ帰る。頭に来たぜ。」と、競馬友達K君に払いをおっ被せて元町WINS近くの居酒屋からエスケープしたのが先週の日曜日の話し。
一歩間違えれば、立派な無銭飲食であった。

「マスターさん、おはようございます。先週はいきなり帰るから驚きました。」は熊本天草出身○原さん。
「すまぬ、すまぬ。己の馬券下手が頭に来るやら、情け無いやらで、赦したまえだ。レースの前に当たる気がしねえから、よっぽどケンしようかと思ったが、牡馬のクラッシック第一弾で飛び込んだのが大間違い。こりは堅いと思っても外れるのが馬券。まるで自信がねえのに………..病気だぜ。」
「今週はG1の狭間。無理しなくてもいいんじゃないですか?」

「そうだな休むと云いたいところだが、やられついでで突撃一番すっか。『フローラS』はオッズ見りゃわかる通り当たるはずがない。買うなら新装京都競馬場の『マイラーズ C』だな。こっちも難しいがそれでも内から将雅のジャスティンスカイ、ルメールのシュネルマイスター、若武者弘平のソウルラッシュが一枚上だ。今年の馬券の買い方をおさらいしたんだが、堅いはずと決め込んで一目を多い金額で買ってもロクな事がねえ。今回は手広く行くぞ。3連単一列目、二列目、三列目にこの3頭、二列目、三列目にプラス1.7.8.12.14の126点張り一目3百。人気で決まると恐ろしいトリガミとなるから、馬連でジャスティンスカイ、シュネルマイスター、ソウルラッシュのロータリーを平に4千だ。」

新型コロナウイルス騒動の総括は期待薄でも、一応今年の購入馬券の総括をした北新地の盆暗。
反省が吉と出ればいいのだが……………さて。