北新地競馬交友録

権威

程度の低いマスコミに『論破王』などと持ち上げられているひろゆ○が、辺野古で座り込みの運動を続ける人々を揶揄したツイートを流した。
その後も、「沖縄の人って文法通りしゃべれない」、「きれいな日本語にならない人の方が多い」と差別的な発信を続けている。

ひたすら揚げ足を取り、話しまくって相手にまともに喋らせない。
分が悪くなったら論点ずらし一本槍のひろゆ○。
オツムが弱い上に教養もないので、議論に長けた上念司辺りにかかると、逆に1発で論破されている。

座り込みや沖縄のマスコミに関しては、問題が少なくないのは招致の助ではあるが、ジェット戦闘機の衝撃波や爆音に晒された事のない人間が嘲るのは間違っている。
人の痛いのは100年我慢出来るどころか、笑い者にして差別するなんて実に唾棄すべき人間であろう。

13年前から始めたダイビングで、もうすぐ沖縄行きが100回を数えようとしている。
沖縄人と話す機会が随分と増えたが、基地反対を声高には云わなくても、心の中では内地との不公平に憤慨している方が大多数。
何を云っても変わらないので、それなら少しでもマネーを取った方がまし、そんな会話が交わされる事も少なくない。

先の不幸な大戦で、ニホリカ固有の国土の中で唯一大規模な地上戦が繰り広げられたのが沖縄。
一説によると、軍人、民間人を合わせると23万人が亡くなられたとされている。
アメリカの占領を経て、ニホリカに返還されたが、あの狭い島に、今でも日本全国の7割のアメリカ軍の基地があるのだ。

つい先日、天皇皇后両陛下が新型コロナ騒動以降。
初めて宿泊を伴った行幸先として選ばれたのが沖縄。
『国民文化祭』の開会式に出席するのがメインではあるが、沖縄戦最後の激戦地となった糸満市の『国立沖縄戦没者墓苑』を訪れられ、犠牲者の御霊を慰撫すべく、深く、深くこうべを垂れられる姿には感銘を受けた。

小鳥脳を揺らしながら、マスコミの権力を利用して大きな顔をしているひろゆ○の醜さと比べるのは畏れ多いが、権威に裏打ちされた静謐な行動やご発言には思わず手を合わせたくなる。
御即位直後には少し頼りなく見えた今上天皇ではあるが、日に日に、存在感を増しておられる。
これからも、我が国のため、国民のため、祈りの日々を積み重ねていただきたいものである。

「だみだ!全然折り合ってねえ。」
『菊花賞』、向正面でガイヤフォースが松山Jと喧嘩している様を見て、絶望的な気持ちになった北新地の盆暗。
案の定、直線では力尽きて後退してしまった。
それに比べて、アクスビクターモアの強いの、強くないのって、弁慶に薙刀、ボブサップにチェーンソーのレベル。
完全な読み違いで、「惜しくも何ともねえ。」とサバサバしたもんである。

「マスター、おはようございます。今日の『天皇賞』はいいメンバーが揃いましたね。」は競馬友達のK君。
「まあな、見てるだけなら楽しいだろうが、当てなきゃいけねえから厄だ。俺ぁ〜数あるG1の中でも、秋の天皇賞、府中2000の叩き合いを制した馬がその年の最強馬だと思ってんだ。勝つのは海外武者修行で力をメキメキ付けているクリスチャンのシャフリヤールか、2着続きルメールのイクイノックスだろう。」

「でしたら、そのワイド一点でどうですか?250円は付きます。」
「う〜んそれもいいが、今年も残すところ2か月。大きいところを当てて、少しは負債を減らしたいからな〜。発表!3連単フォーメーション。一列目イクイノックス、シャフリヤール。二列目、三列目、その2頭にプラス1.3.5.6.9の60点一目5百。してから取りガミ回避で、枠の4ー5を2万でどうだ。」
「いいんじゃないですか!」

『天皇賞』この権威あるレースで戴冠する馬は。
いざ、府中決戦へ!