北新地競馬交友録

見直し

欧米では、もう殆どの人が気にもしていない新型コロナ。
魚にまでPCR検査をするような狂ったお隣の国ならいざ知らず、我がJAPANにおいても収まる気配がない。
その原因の一つが、感染症法に基づいて、医療機関に、診断したすべての感染者の情報を保健所への提出が義務付けられている『全数把握』。

「過去最高」「金曜日最高」「第○波最高」「○○県過去最高」。
マスコミのこれらの煽りの根拠は、『全数把握』によって発表される数字に基づいている。
2年半以上繰り返して来た『全数把握』。
これによって何がもたらされたかと云えば、世界最高の感染者と呼ばれる陽性者の群れである。
結局、何の役にも立っていないのは明々白々だ。

煽り倒して注目度を上げようとするマスコミ。
百に年に一度のチャンスと腕まくりする自称専門家。
幽霊病床に代表される補助金ゲットだぜ。
魔法のお水の購入予算は無尽蔵でしょ!の製薬会社。
PCR検査成金。
『全数把握』は、これらの輩に徹底的に利用されて来た。
やっと、知事会や医師会がこの見直しを云い出したが、どうなる事やら。

加藤厚生労働大臣!
「対象の見直しも含めた検討はありうる。何を見直すことができるのか考えたい」
なにを悠長な事を、とっとと辞任して、真っ当な人間に変わってくれたまえだ!

「ワー!ギャー!黄色来るな!克駿余計な事を!」北新地の盆暗が悲鳴をあげたところがゴール。
「4枠から外は一切いらねえョ。」で5枠の黄色帽子が2着で、馬券は鼻も噛めないゴミと化した。
枠の1ー4が本線、しかも4枠8番人気で3着に残ったローザライトの3連複一頭軸まで持っていたのだから、鮫島克駿J何をしやがると頭を抱える羽目となった。
タラは北海道、レバーは十勝牛なのだが………。

「マスターさん、おはようございます。先週は参りましたね。せっかく人気薄の前残りを読んでいたのに。」は、熊本天草出身○原さん。
「ああ、泣いてお足が戻るなら、山のカラスはお大尽!カアー!カアー!だが、マジカル泣きたい気分だぜ。1枠1番武史のドゥラドーレスが1番強いと思ってんだから、素直に流せば5番人気の克駿のエルディアブロは自動的に買えた。まったく何やってんだ!俺って気分ョ。」
少しの間収まっていた、日曜日朝のお約束、ボヤキ節が堂々の復活である。

「今日は『札幌記念』ですね。」
「もちのロンだ!洋芝ならドント!来い。アイドルホースのソダシちゃん出陣。相手も強力な先行馬が2頭揃った2枠だと思う。ただ、怖いのは豊のパンサラッサと、祐介のジャックドールの行った行った。それと、前が早くなり過ぎた時は差し組の出番もある。後ろで虎視眈々、ルメールのグローリーヴィズ、謙一のハヤヤッコ、デムーロのユーバーレイベンの突っ込みだ。」とひとくさり。

「そうですか。私はソダシの単勝です。」
「へ!5万も買うならそれもあるが、3倍取りに行ってアッチチになんじゃねえの。発表!大本線枠の2ー5が2万と5千、押さえでゾロ目のまっちゃん2ー2を1万。
ソダシから差し組にも流す。馬連で6.7.14平に一目5千でどうだ!」と結論付けた。

新型コロナの『全数把握』じゃないが、展開からの見直しで差し組も押さえた盆暗だが…………さて。