北新地競馬交友録

未練

『366日』 by えっちわい

それでもいい それでもいいと思える恋だった
戻れないと知ってても 繋がっていたくて
初めてこんな気持ちになった
たまにしか会う事 出来なくなって
約束は当たり前
それでもいいから…

叶いもしないこの願い
あなたがまた私を好きになる
そんな儚い 私の願い
今日もあなたに会いたい

それでもいい それでもいいと思えた恋だった
いつしかあなたは会う事さえ拒んできて

一人になると考えてしまう
あの時 私 忘れたらよかったの?
でもこの涙が答えでしょう?
心に嘘はつけない

恐いくらい覚えているの あなたの匂いや しぐさや 全てを
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
別れているのにあなたの事ばかり

恋がこんなに苦しいなんて 恋がこんなに悲しいなんて
忠わなかったの 本気であなたを思って知った

恐いくらい覚えているの あなたこの匂いや しぐさや 全てを
おかしいでしょう? そう言って笑ってよ
別れているのにあなたの事ばかリ

あなたは私の中の忘れられぬ人 全て捧げた人
もう二度と戻れなくても
今はただあなた…あなたの事だけで
あなたの事ばかり

『信義則』。
聞き慣れない言葉である。
ことバンクによると、「社会共同生活において、権利の行使や義務の履行は、互いに相手の信頼や期待を裏切らないように誠実に行わなければならないとする法理。」とある。
にゃるほど素晴らしい言葉であるが、これが某知事が発した言葉ではまるで響かない。
緊急事態宣言延長に関しての姑息な手口を、神奈川県知事の黒岩君がテレビで暴露。
それを受け「信義則は守っていきたい。少し注釈をつけますと、私は森田知事には直接連絡はしていない。文章のたたき台を作るというのはよくある話であります。普通のやり方を進めていた。」などと発言した。

要するに、開き直って「二人だけで話した内容を勝手に漏らすな!」と逆捩を喰らわしているのである。
それにしても、3月13日の時点で、重症者が僅か40人なのにも関わらず、医療が逼迫しているとは何と馬鹿げた話しであろうか。
14000000人中の40人である。
所謂、第二波の夏が終わり、隔離用のホテルとの契約を打ち切り、医療体制の整備をまるでして来なかった人間が寝言を云っている。
一昔前ならば、「味噌汁で顔を洗って出直して来い!」と一喝されても致し方あるまい。
こんな人間に信任を与えたのは、完全に民主主義のエラーであろう。
マスコミがなまじ人気があるもんだから、性根を入れて批判する事をしないのも噴飯物である。

「大阪!たこ焼き!何でやねん!」
故横山ノックちゃんを選んだ大阪も大きな事は云えないが、有権者の諸兄も未練を断ち切り、引導を渡す時が来ているのではないだろうか。

「マスター、おはようございます。『弥生賞』おめでとうございます。残り200でダノンザキッドの前に3頭いるのを見た時は肝を冷やしましたが。」は、日本で3番目にオツムのいい学校を出て、堂々一部上場会社勤務のK君。
「ああ、思わず南無さん!と両手を併せたちゅうの。鼻唄混じりで将雅がぶっちぎると思っていた己を一瞬恨んだぜ。3連単一着固定の20点張りにしようと思ってただけに助かりだ。僅か3万とチョイだが上下大きい。取ると取られるとじゃ〜大違いだ。俺の感働きも捨てたもんじゃねえな。」
毎週5万円を道に撒き散らかしているのに、少し儲かったからと、スマホ片手にふんぞり返っているのだから正真正銘の馬鹿である(笑)

「今日は『金鯱賞』でしょ?』
「当然だ。無双デアリングタクト様がご出陣。しかも調教もグンバツだぜ。『ジャパンC』で後塵を配した2頭がいなけりゃ大いばりだろう。相手筆頭は将雅のグローリーヴェイズ。以下、友君のポタジェ、プリンスのブラヴァス、穴でルメ公のサトノフラッグだが、問題はデムーロのキセキだ。最近はまともにゲートを出ねえし、気が付けば七歳で、去年の『宝塚記念』や『京都大賞典』の時の勢いはねえ。いい馬だし好きなんだが、今回は頭数も少ないし、あれも怖い、これも怖いじゃ馬券にならねえしな〜。思い切って切るか。」
「いいんですか?マスターよく云ってるでしょ。忘れた頃のおねしょって。」

「つまんねえ事、覚えてやがるな〜。発表!デアリングタクト様信頼!枠連1ー4が大本線で3万、元返し1ー3を8千、1ー8を1万と2千。締めて5万でお帳面にして貰おうじゃん。」と結論付けた。

どこぞのメガシティの有権者のように、キセキに未練タラタラでも、「もう要らねえだろう。」と蹴っ飛ばしたマスターだが……..さて。