北新地競馬交友録

草魂

今回の新型コロナウイルス騒動で、赤丸急上昇中なのが、大阪府の吉村洋文知事。
「自分は使い捨てでいい!」
我が身はどうなってもこの国難を何とか収めねばならないとの悲壮なまでの決意。
連日出演しているテレビで見ても明らかに疲弊している。
そんな姿を見て、ネット民からは「吉村寝ろ」というキーワードまで飛び出した。

この吉村洋文知知事に噛み付いたのが、新型コロナ対策担当大臣の西村康稔。 
発端は、吉村洋文知知事が休業と外出自粛要請について府独自の解除基準を『大阪モデル』として発表した際、政府に対して「具体的な基準を示さず、単に(宣言を)延長するのは無責任だ。具体的な指標を全国に示してもらいたい」と指摘したこと。

吉村洋文知知事が大阪の基準を『出口戦略』と表現したことに対し、西村康稔は「言い方が違う。緊急事態宣言からの『出口』ということなら、国が専門家の意見を聞いて考える話だ」と激おこプンプン丸。
己の無能無策を棚に上げて、人気沸騰している吉村洋文知知事に対する嫉妬以外の何ものでもない。

灘高等学校、東京大学法学部、通商産業省入省。
そして衆議院議員に、絵に書いたようなエリートである。
対する吉村洋文知知事は、大阪府立生野高等学校、九州大学法学部、弁護士。
スタートは大阪市会議員である、「投げたらアカン」近鉄のエースを務めた鈴木啓示的に云うなら雑草である。

エリートVS雑草。
どちらに軍配が上がったかは云うまでもない。
「あなたに逢えて良かった!」ならぬ「吉村洋文知知事に逢えて良かった!」
暗澹たる気分以外しかない状況での一筋の光。
マジで寝てくれ。

「マスターおはようございます。先週のユーキャンスマイルは残念でしたね。」は競馬友達のk君。
「そうよな〜、内に進路を取ったときは、そっから伸びて来い!とリキが入ったが、やらんなるかなだ。ところで、お国からの義援金の2回目はいつない?」
「2回目たって、1回目もまだじゃないですか。」
「毎週ヤラレコレで、もたねえョ。」

「今日の『NHKマイル』で何とかするしかないですね。」
「1番人気はルメ公のレシステンシアだろうが、俺が一等気があるのが脩のタイセイビジョンだ。屋根に差があるし、レシステンシアの親は強い馬をバンバン出しているダイワメジャー。タイセイビジョンはイマイチパッとしねえタートルボール。誰もせり掛けて来ねえレシステンシア、捌いて上がって来るタイセイビジョン。」

「ジョッキー、血統、展開。どれを取っても、レシステンシアが有利ですね。」
「まだあるぞ、レシステンシアの馬主は天下のキャロットファーム、タイセイビジョンは田中成奉さん。タイセイの冠馬はたまに見るが、G1じゃ〜な〜。」
「馬券はどのように?」
「タイセイビジョンと抱き合いだ。単勝に2万、複勝に3万でいてこます。」

エリートの西村康稔VS吉村洋文知知事じゃないが、アンチエリート。
ビバ!雑草魂。
石橋脩J根性見せろ!のマスターなのである