北新地競馬交友録

久しぶり

『お久しぶりね』by ルミコ コヤナギ

お久しぶりね あなたに会うなんて
あれから何年経ったのかしら
少しは私も 大人になったでしょう
あなたはいい人 できたでしょうね

お茶だけのつもりが
時のたつのも忘れさせ
別れづらくなりそうで
なんだか こわい

それじゃ さよなら元気でと
冷たく背中を向けたけど
今でもほんとは 好きなのと
つぶやいてみる

※もう一度 もう一度 生まれ変わって
もう一度 もう一度 めぐり逢いたいね※

お久しぶりね こんな真夜中に
あなたから電話をくれるなんて
おかしいくらい まじめな声で
私に迫るから 眠気もさめた

もしも今でも一人なら
映画みたいな恋をして
愛を育ててみたいねと
笑ってみせる

それじゃ さよなら これっきりと
冷たく受話器を置いたけど
涙がしらずにあふれ出す
どうかしてるね

「危機感、緊張感は私には何も伝わらなかった。正直言って喋りが下手だなとも思った 一国のリーダーですよ!この人について行こう、この人なら信頼出来る。それがリーダーじゃないでしょうか」と小柳ルミ子ちゃん。
こき下ろされたのは、『緊急事態宣言』の記者会見を行なった、我らが安倍ちゃんである。
内容ではなく、雰囲気だけの浅い感想しかない、パッパラパーのルミ子ちゃんに馬鹿にされるなんて、マジカル終わってるなるなりである。

「マスターさん、おはようございます。遂に出ましたね緊急事態宣言が。」は熊本天草出身の○原さん。
「うん、どうでもいいや。あったら馬鹿どもが舵取りしている日本は、どうにもならねえョ。俺の望みは、少しでも長く競馬が開催される事それだけだ。桜花賞だろ、皐月賞だろ、オークスだろ、ダービーだろ。そこまで踏ん張ってくれたら上等、上等、福島上等カリーだっちゅうの。もう充分生きたから、いつ新型コロナの野郎にとっ捕まってもジタバタしねつもりさ。」
「まだ、死になたくないです。」
「くぬ野郎!俺より10も余分に生きてるくせに、情けねえったらありゃしねえ。あの世で愛しの嫁さんと会えると思や〜、な〜んも怖い事ぁねえだろうが。」
「………………………」

「それよか、やっと帰ってきやがった。」
「ハァ〜?」
「ハァ〜じゃねえだろフルキチ先輩だ。オッチョコチョイだから、ルメ公とドバイに先乗りして、競馬は中止。帰国して2週間も缶詰になってやがんの。あれがドバイって顔か!人間にはそれぞれ居場所てもんがあんだ。同じ先乗りするなら福島で馬場整備でもしとけってんだ。」
「マスターさん、古川J贔屓になさってましたよね?」
「ああ、大好きだ。グァンチャーレやテイエムジンソクでは何度かいい目にも合わせて貰った。バット!ドバイはねえだろ、ドバイは。あの顔でよ〜。」
「ご自分の顔の事を棚に上げて、本当に失礼な人ですね。古川Jが目の前にいたらそれ云えますか?」
「たわけ!云える訳なかろうもん。もちろん、お帰りなさいよくぞご無事で。てなもんョ。」
「本当、いい加減なんだから。」

「はい、はい。どうせいい加減ですよ。それよか復帰初日、ちいとばかし面白そうな馬がいる。発表!阪神3R、3枠5番ヒルノアトランだ。前走は趣味で馬に跨っている典が、雑な乗り方をしての4着。フルキチ先輩に手が戻ったここは勝負掛かりだろう。馬連で相手は内からテンのスピード1番、康成のシゲルオトメザ、テキは同級生守ちゃん、豊のピエーナテーラー、ダートなら堅実、稜のアールウェルス、先行力のある、スグルちゃんのグラーナトロートへ各1千。してから3連複の1軸、相手その4頭に6.16を足して15点張り一目1千。おまじないで、単勝に1千。締めて2万でどうだ。」と結論付けた。

久しぶりの、ご贔屓古川Jに期待するところ大のマスターのようだが……..さて。