北新地競馬交友録

新が来る

1週間に1度のお楽しみ、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』がやっとスタートする。
エリカ様の薬物騒動ですったもんだ。
制作する方からすればたまったものではなかったろうが、その分話題をかっさらっている。
智将、謀反人、はたまた希代の戦上手とさまざまに形容され、謎に包まれた明智光秀が主人公。
タイトルにある麒麟とは、Chinaの神話に登場する聖なる獣。
動物園で長い首をぶん回しているキリンちゃんとは別物である。
鈴木京香ちゃんといい仲である、長谷川博巳の活躍やいかに!

「マスター、おはようございます。せっかく」
「みなまで云うな!土曜日の小倉7R竜二のグランドビクトリーだろ。せっかく前走の大敗で人気落ち。ありは1枠1番が故で、外の方の枠さえ引きゃ〜3着以内なら大有りの見立てがドンズバだったのに。肝心の1番人気のルメ公のスペースクラフトが6着とは仰け反った。あったら外回してなにをやっとるんなら、菜七子の方がよっぽど上手く乗ってんじゃねえか。グランドビクトリーの単勝が1540、複勝でも350付いてやがんの。逃した魚は大きいぜ。」と競馬友達のK君を相手に朝からボヤキ節が炸裂だ。

「本日は、新春淀の名物レース『日経新春杯』ですか?僕は川田Jのタイセイトレイルの巻き返しがあるんじゃないかと思ってるんですが。」
「やめとけ、やめとけ。勝っておかしくねえ馬が片手じゃ足りねぇ。3着以内に絶対来ねえ馬はどれ?と聞かれてう〜んと唸るようなレースを買ってどうするんだ。君の将雅好きも結構だけどョ。時代はドンドン動いてるんだ。俺ぁ〜今年一年は斎藤の新に注目するつもりだ。昨年42勝の大ブレーク。今年はまだ0勝だが、エンジンも掛かりだす頃だろう。発表!小倉3Rウインローズブーケで一仕事やって貰おう。相手はそれなりに揃ってるが抜けた馬はいねえ。単勝に1万!複勝に2万でどうだ。」と結論付けた。

マスター、遅咲き長谷川博巳がNHK大河『麒麟がくる』で一花咲かすなら、中央競馬は早咲きの斎藤新Jがそろそろ勝つとの見立てのようだが……..さて。