北新地競馬交友録

原因

河井克行法相の辞任に関して、「任命したのは私だ。こうした結果となった責任を痛感している。国民に深く心からおわびしたい」と、報道陣に反省してるポーズを取ったのは我らが安倍ちゃん。
更に菅原一秀前経済産業相に続く閣僚辞任となったことについては、「厳しい批判があることは真摯に受け止めなければならない」とした上で、身を引き締めて行政の責任を果たしていく考えを示した。
要するに何も変わりませんぜ!と云う事である。
任期のお尻が見えてレームダック化しているとの声もあるが、モリカケ問題で全国民を相手に、ライをつき通した事から比べれば、何ほどの事もない。
無双なのである。

今回辞任した河井君と云う国会議員は、正直聞いた事すらなかったが、菅原君は非常に良く知っている。
なにせ、あの安室ちゃんの元旦那のグループ『TRF』のSAMと、大学時代にはダンスユニットを組んでいたとマンジをこいていたからだ。
以前『週刊文春』では愛人が激白。
何かというと怒り、彼女を含めた女性を見下す発言をしばしば、「俺は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」(その愛人は当時27歳だった)、「子どもを産んだら女じゃない」etc。
挙げ句の果ては、2013年に彼女を連れてハワイへ。
当時、経産省副大臣だったが飛行機は別々で現地で密会しての
ゴルフ三昧。
心配した彼女に、「ウソを申請したから大丈夫」と嘯いていたという。
『週刊文春』が調べたところ、そのときは衆院議員運営委員会に「政治経済事情視察」として請暇願いを出していたと云うのだから、とんでもハップンの人間である。

いくら『令和おじさん』に尻をかかれたからと云って、こんな輩を経済産業省の大臣にするなんてと思うものの、この国は安倍ちゃんの為にあるんだから仕方ないなるなりである。

「今年の秋天は、平成と令和を股にかけたルメ公の女帝アーモンドアイと、スミヨン様を背におなごに負けてたまるかと、気合い充分サートゥルナーリアの一騎討ちだ」
「そう簡単に収まりますかね?屋根を変えて勝負掛りのスワーヴリチャード、G1で勝てないの汚名返上に燃える川田Jのダノンプレミアム。先行馬が不利な府中でも逃げたらしぶとい戸崎Jのアエロリット。多士済々で人気二頭では簡単には決まらないと思いますが」と競馬友達K君のクエッションに。
「たわけ!『ジャパンカップ』を脅威の時計で走りきったアーモンドアイ。屋根は無双ルメ公。『神戸新聞杯』ではもったままの大楽勝。これまた屋根が腕達者のスミヨンなら何の問題もねえ。馬も人間も能力が違わあね!能力がョ〜。漢度胸の一点勝負この2頭のワイドに10万と1万2千を打ち込む」と結論付けたマスターだったが…………..。

「第4コーナーから直線!先頭はアエロリット!サートゥルナーリア差を詰める!ステッフェリオ外から!」
「うっしゃ!デケタ!スミヨンはもういい!ルメ公内から伸びて来い!」サートゥルナーリアが3着以内を確保するのは間違いない。
後はルメールJのアーモンドアイが突っ込めばお帳面と、京都競馬場のオーロラビジョンに向かって拳を突き上げるマスター。
「アエロリット粘る!粘る!ダノンプレミアムも迫って来る!そして内から!内からアーモンドアイ!横に4頭広がった!アーモンドアイ抜けた!アーモンドアイ抜けた!2番手ダノンプレミアム!3番手アエロリット粘るか!アーモンドアイ!ゴールイン!右手が挙がったクリストフルメール!これは強い」

1着 アーモンドアイ ルメールJ
2着 ダノンプレミアム 川田J
3着 アエロリット 戸崎J
6着 サートゥルナーリア スミヨンJ
4角を抜群の手応えで回って直線を向いた時点で、貰ったと拳を突き挙げたマスターだったが、信じられないものを見るように、虚な視線でオーロラビジョンから目が離せない京都競馬場午後4時前。
スミヨンJ曰く、「ゲートに入る前からカッカしていた。頭を上げたり下げたり。レースでも力みがあった。残り100メートルで外に逃げてしまったし、ラストはアップアップだった」そうな。

菅原某の今回の辞任は人間がダメだからと原因はハッキリしているが……..競馬は……….判らないのである。