はい!現場の大恵です


JRA賞授賞式

昨日、都内で行われたJRA賞授賞式の取材に行ってきました。

 

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授賞式に出席させていただくのはこれが初めて。

歌での幕開けや
ハープ、バイオリンなどの生演奏で受賞されたみなさまが紹介されていく雰囲気は
厳かで華やかでした。

 

これまで受賞された方が口々に

「これを一度体験すると
またJRA賞の舞台に立ちたい!と
より強く思うようになります」

と話される理由を実感しました。

 

馬事文化賞を受賞された早見和真さんは
「歴代受賞者の中で一番という自信があるくらい
この賞を熱望していました」
と気持ちの強さをお話され

年度代表馬リスグラシューや最優秀2歳牡馬コントレイルを管理し
個人タイトルとしても最多賞金獲得調教師を受賞された矢作芳人調教師は

「嬉しいです……」

と涙をグッとこらえる場面も。

受賞されたみなさま、それぞれに思いを抱いての舞台でした。


27カ月ぶり

今日の小倉6レース小倉7レース(すみません、間違えました)
ウォータービルドが27カ月ぶりの実戦を迎えます。

ディープインパクト産駒で、新馬戦を快勝後
骨折のため休養に入り
9カ月ぶりの小倉・英彦山特別を連勝。

菊花賞を目指し、阪神・能勢特別に挑んだものの4着に敗れ
清滝特別を挟んだ後、骨折が判明し再び休養していました。

今回はその清滝特別(2017年10月)以来のレース。

デビュー時から厩舎の期待も高い馬でした。

お母さんは同じ馬主のウォーターエナン。
オーナーが大切にされていることが伝わってきます。
昨秋には29カ月ぶりに実戦を迎えた馬が1頭。
アスクジョーダン。

こちらはヴィクトリアマイル勝ち馬ストレイトガールの弟で
同じ馬主の廣崎オーナーの所有馬です。

復帰初戦こそ8着でしたが
復帰2戦目前には野中調教師が
「次走はかなり楽しみが持てるよ!」と話すほどのデキ。
レースでは上がり最速の脚で追い込むものの4着でしたが
直線では胸熱だったことを思い出します。
話は戻ってウォータービルド。
過去に骨折歴などがあることもあって
「復帰戦は脚元への負担を考えてダートにします」
と岡田調教師の話。

本当に久しぶりのレースですから
「まずは無事に」の思いが強くなります。


暖かな取材はじめ

今週水曜日、2020年の“栗東トレセン取材はじめ”でした。

 

朝一番から大雨ながら

1月とは思えぬ暖かさ(なんと7℃!)。

 

とはいえ、暖かい室内に入ると

やはりメガネが曇りますね。

 

今朝は理由あってメガネっ子だったのですが

そんな私を見た障害ジョッキーたちが

 

「これ、使ったらいいですよ!」

 

とレンズの曇り止めを貸してくださいました。

 

「ゴーグルにこれを塗っておかないと

曇っちゃうんだよ〜」

 

と。

 

たしかにそうですよね。

レースが進むにつれて騎手の体温も上がっていくでしょうから

そうなると、より曇りやすいことでしょう。

 

 

そして半分ほど調教が終わった頃

雨が上がってお日様が見えてくると

今度はものすごい強風。

お天気の変化の激しい日で

途中で脱いだカッパをすっかり忘れて帰ってきてしまいました。

 

トレセンなどではインフルエンザが流行っています。

皆さまもどうぞお気をつけください。


ヤングジョッキーズシリーズ

12月27日、28日の2日間
大井競馬場と中山競馬場で
ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドが行われました。

3年目となった今年は
中山競馬場で若手騎手とベテラン騎手が
意外な場面で交流をしていました。

まずこちらは28日の中山10RでJRA通算900勝を達成された
江田照男騎手のセレモニー。

 

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写真左の3名と右の1名、赤いジャンパーを着ているのが
YJS出場の若手騎手。

この数十分前、検量室前では若手騎手からこのYJS特製ジャンパーを内田博幸騎手が拝借し

「僕は18位です!」

と冗談を言っていました。

その流れで
「さぁ、行くぞ~!
プラカード重たいから、気をつけろよな」
と声を掛けながら
若手騎手を引き連れてセレモニーに向かったのでした。

左から3番目は地方・岩手競馬所属の岩本怜騎手。
この日の7RでJRA初勝利、さらにYJS総合優勝も決めたのですが
こういう場に加われたことも嬉しそうでした。

 
そしてもう1枚はこちら。
(一緒に写っている方が一般人のため
失礼ながらカットさせていただきました)

 

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右は中山9RでJRA初勝利を挙げた川崎の中越琉世騎手。
隣はお父様の豊光 元騎手。

豊光 元騎手はかつての高知競馬リーディングジョッキー。
彼がマークした新人勝利記録はその後、更新した騎手はいません。

琉世騎手はお父様のことが大好きで
さまざまな節目で
「親父たちはこんな感じで競り合いをしていたのかなぁ」
などと話していました。

一昨年、同じく中山ダート1800mで行われたYJSでは
直線で一旦は先頭に立つも
後続馬に交わされてしまい3着。

「悔いしか残りませんでした。
今年は心残りのないように騎乗したいです」
と強く口にする中でのレース。

念願の勝利を挙げた後は
柵の向こう、一般エリアで応援していたお父様の元に駆け寄り
嬉しい勝利報告をしました。

豊光 元騎手も
「2年前とは全然違う姿でしたね。
一昨年は先頭に立って泡吹いて慌てちゃって
フォームがバラバラになっちゃっていたけど
今年は向正面でマクられた時に辛抱ができていましたね」
と喜んでいました。

 
それぞれが思いを抱いて挑んだYJS。
レース前の強い気持ち、勝った時の喜び、負けた時の悔しさ
そんな若くてアツい感情がぶつかり合うレースは
なんだかいつもと違う気持ちで見ることができました。

 

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総合優勝:岩本怜騎手(中央・岩手)
2位:松木大地騎手(左・兵庫)
3位:長谷部駿弥騎手(右・兵庫)

 


JRAが終わっても

昨日28日、GI・ホープフルSをコントレイルが制覇し
2019年のJRAの全開催が終了しました。

 

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・・・ですが、今日は年末の風物詩・東京大賞典!

大井競馬場が得意なオメガパフューム
前走で劇的な復活を遂げたケイティブレイブ
一昨年12月からオール3着以内のゴールドドリーム
地元の大将格・モジアナフレイバーなど
超豪華メンバーが揃いました。

ケイティブレイブについては
以前のブログでも書いた通り
浦和記念を使ったことで良くなっていますし
南関東コースを熟知する御神本訓史騎手というのも頼もしいですよね。

「御神本さんみたいに乗りたい」
と騎乗フォームに憧れる騎手は多く
ご本人は細やかな所作にまで気を配り
「綺麗に乗ること」をかなり意識されている様子。

東京大賞典では御神本騎手の華麗な騎乗にも注目したいと思います。

27日はやや前残り傾向だった大井競馬場。
さぁ、今日はどうでしょうか。


有馬記念

有馬記念の枠順抽選会が終わりました。

私は名古屋グランプリの取材や
その後の作業で18時前まで名古屋競馬場にいたため
リアルタイムで抽選の様子を見ることはできなかったのですが
スワーヴリチャードが1枠2番!

有馬記念は内枠、特に偶数番をみんな欲しがりますが
絶好の枠を引きましたね。

スワーヴリチャードは
3戦続けて使ったことがほとんどないのですが

「前走のジャパンカップがピークくらいの感じでしたが
もう一段上がありそうで、さらに求めていけそうです。
秋3戦は古馬でも大変なことですが
体も精神面も充実期に入った感じです」

と庄野靖志調教師。

オイシン・マーフィー騎手も1週前追い切りに騎乗した後
「彼自身が大レースを勝ったと理解していて
自身に満ちています。
馬の精神状態を厩舎でうまくつくってくれているなと感じます」
とメンタル面についてお話されていました。

心身共に充実しているいま
内枠に入っての有馬記念、とても楽しみです。

 

▼1週前追い切りを終えた直後のスワーヴリチャード

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親子共演

先日、騎手を引退し調教師になられたばかりの坂井英光調教師(地方・大井)が
今週から栗東トレセンに研修のためやってきています。

研修先は矢作芳人厩舎。
そう、息子である坂井瑠星騎手の所属厩舎であり
矢作調教師のお父様は大井競馬場で調教師をしていました。

昨日、水曜日には親子で馬場から帰ってくる姿を発見。
(右が父・坂井調教師、左が瑠星騎手)

 

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「朝イチで併せ馬をやりました。
もちろん、父と併せ馬をするのは初めてです」

と瑠星騎手。

子どもの頃から競馬が大好きで
毎日スポーツ新聞を隅から隅まで読んで
お父様の騎乗馬を把握したり
時には「なんで的場(文男)さんばっかり勝ってるの!?」
と口にしたりしていたそう。

(子供の純粋な言葉ですが、10年以上経ち
的場文男騎手が勝利数の日本記録を樹立した今
こうして聞くと、的場騎手のすごさを再認識しますね)

こんな風に競馬少年だった瑠星騎手と併せ馬をした坂井調教師。
どんな気持ちで馬に跨っていたのでしょうか。
さて、「気持ち」といえば今週の朝日杯FSは
強い気持ちで挑む原田和真騎手(プリンスリターン)に注目したいです。

美浦所属ながら
オーナーに直談判し、
この馬のためだけに栗東滞在をしています。

「GIに乗れるなら、これくらいどうってことないです」

と話す言葉からは
デビュー後、なかなか軌道に乗れず苦労したであろうことが窺い知れます。

デビュー前からプリンスリターンとずっと一緒に歩んできました。
強い気持ちが結果にも伝わるでしょうか。


歴戦のダート馬と新馬

本日10時、新規調教師試験の合格発表がありました。

 

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注目を集めていた四位洋文騎手は合格。
来年2月末をもって騎手を引退、調教師に転身することとなりました。

また、辻野泰之調教助手は角居厩舎でスポークスマンを務めてこられた方。
昨年合格した吉岡辰弥調教師(2歳時にサートゥルナーリアを担当)
に続き、角居厩舎からは2年連続で合格者が出ました。

 
さて、この合格発表を見た後は杉山晴紀厩舎へ。

ドバイでの開腹手術を経て10カ月ぶりのレースとなった浦和記念で
見事に勝利したケイティブレイブのお話を聞いてきました。

 

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お腹を開けて
飛び出していた腸の一部を押し戻す手術をしたとのこと。

もしもそこが壊死していて、切除・縫合となれば
さらに大手術だっただけに
早期発見で症状が軽く済んだのは不幸中の幸いと言えるのかもしれませんが
全身麻酔で手術をし、異国の地から帰ってきて・・・
という過程でしたから
やはり「素晴らしい勝利」ですね。

勝利騎手インタビューで御神本騎手が
「厩務員さんが手をかけているのがよく伝わってきました」
と話していました。

そう言われた張本人・房野陽介調教助手は
「一度使ってさらに良くなっている」
と暮れの東京大賞典に期待を膨らませます。

 
さらに
「こっちの馬はもっと楽しみやねん」
と目線を向けたのは、隣の馬房にいた2歳馬。

エピキュールという名の牡馬で
順調にいけば来週、ライアン・ムーア騎手で
阪神芝2000mでデビュー予定です。

「走るフォームも良くて
“こんな2歳馬、やってみたかった!”っていう馬」
と胸躍らせます。

話を聞けば聞くほど、こちらも楽しみになってきます。

 

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忘年会シーズン

今朝のトレセンは冬本番の寒さ。
5℃に満たず、ダウン2枚重ね+マフラーぐるぐる巻きでの取材でした。

先週は宮崎へ海岸調教の取材に行っていたのですが
最高気温23度!!

夜でもコートなしで出歩けた暖かさが恋しいです。

さて、冬本番とともにトレセン界隈も忘年会シーズン。
ありがたいことに今夜はとある厩舎の忘年会にお誘いいただいたのですが
隣の部屋を覗くと、そちらも別の厩舎の忘年会。
装蹄師さんなんかは「4夜連続忘年会です!」と(笑)。

「昨年、特別レースを勝った数だけビンゴの景品を用意しました!」

なんて厩舎もあるだけに
今年1年の健闘を振り返り
来年に向けてまた気持ち新たにがんばっていくきっかけにもなるのでしょう。

というのは建前半分、
やっぱりみんなで集まってワイワイ飲むお酒は楽しいですね。

 

最後に。今週は阪神JF、ウーマンズハートに期待したいです!


ダートグレードレース

今日は地方競馬でのダートグレードレースの話題です。

まず今日、園田競馬場で行われた
園田ジュニアグランプリ(JpnⅡ、2歳、ダート1400m)は
テイエムサウスダンが制覇し、3連勝となりました。

 

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好スタートから2番手につけ
4コーナーでは先頭に立ち、そのまま押し切り勝ち。

「前走後、すぐにここを目標にしました。
阪神で勝った時に4コーナーで外に逃げるところがあったので
今日はどうかな?と心配しましたが
直線に向くとこれまでのように伸びてきて勝ちを確信しました」

と管理する飯田雄三調教師。

「久しぶりに走る2歳馬をやらせていただいて
大事に育てていこうと思います」

 

 

そして明日は浦和記念(JpnⅡ3歳以上、浦和ダート2000m)が行われます。

ここにはケイティブレイブが出走予定。

3月にはドバイワールドカップに出走予定でしたが
現地で疝痛のため出走取消。
しばらくドバイで治療を施されてからの帰国となりました。

先週、レースでも騎乗予定のクリストフ・スミヨン騎手が跨って
CWコースで追い切りを消化。

見届けた担当の房野助手は
「ドバイでの影響はなさそうです」と。

2016年に同レースを制覇していますし
小回り浦和は前が有利。

明日のレースも楽しみです。

 

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