はい!現場の大恵です


とねっこカレンダー

可愛いカワイイとねっこの写真がポストに入っていました。

送り主はカメラマンの内藤律子さん。

来年のとねっこカレンダーとサラブレッドカレンダーが出来上がったというお知らせでした。

雪がこんもり積もった斜面に上ったとねっこに
「見晴らしいいよ」
とタイトルがつけられていたり

みんなで水たまりをパシャパシャしている様子に
「宝探し?」
とタイトルがついていたり。

何気なく眺めているだけでは見逃してしまいそうな
でも、よーく見るととねっこたちの個性が伝わってくる写真ばかり。

タイトルを見てからもう一度写真を見返すと
「なるほど、そういうことか!」とニンマリしてしまいます。

実物のカレンダーが届いたら
じっくり写真を眺めながら、とねっこたちの様子や気持ちに
思いをはせたいと思います。


ちっぽけな固定概念

先週の小倉2歳ステークス。

パドックをぼんやり見ていると、1頭だけ小柄な馬が目に留まりました。
スリーパーダという2歳牝馬。

ふと、電光掲示板を見上げて馬体重を確認すると、404kg(+4kg)。

最近は300kg台のメロディーレーンが強靭なスタミナを武器に活躍する姿が人気ですが
ここでは1番人気のショウナンマッハが490kg。

そんな馬たちと一緒に周回する姿を遠目に見ると小柄な馬体が気になったものの
7月の小倉で新馬勝ちを収めたということは高い能力の持ち主。
どんなレースをするのか、初めて生で見られることを楽しみにしていました。

すると、中団から運んで直線は内からよく伸びて2着。

さらに兄姉を見ると、オークス馬シンハライトや2歳から活躍したアダムスピークなどが名を連ねます。

そういえば昔、友人がアダムスピークが2歳12月のラジオNIKKEI杯を勝った時
表彰式を見ながら

「この血統は早くから活躍すると思う」

なんて話していたことをふと思い出しました。
(その根拠はいまだに不明ですが)

ちっぽけな固定観念に捉われない大切さを
ひしひしと感じさせてくれた1頭のレースでした。


方言

先週の北九州記念は熊本産馬のヨカヨカが勝ちましたね。

九州産馬の重賞勝利(平地)は16年ぶり
熊本産馬としては重賞初制覇、という快挙でした。

「九州の競馬場で重賞を勝てたらいいよね」

谷潔調教師との短い会話の中で
そんな言葉を以前、聞いていました。

数年前、たまたま開いた九州セリのオンライン中継では冒頭に挨拶をしていて
たんぽぽ賞や霧島賞といった地方・佐賀競馬場で行われる九州産限定の地方重賞では谷厩舎の出走はお馴染み。

さぞ嬉しかったことでしょう。
本当におめでとうございます。

余談ですが、ヨカヨカは九州(福岡)の方言で「いいよ、気にしなくても」といった意味だそうなのですが
先月、佐賀競馬場の事務所の一角にいると
職員の女性たちが

「●●さん、その仕事、私がやっておくよ」
「え、そんな。申し訳ないです・・・」
「よかよか」

という、「生・よかよか」を初めて聞きました。

過去にはカラシレンコンという
馬名を聞いただけでスグ九州産馬だと分かる馬もいたりして
なんだか楽しかったりします。


ボクシング、はじめました

1カ月半ほど前からボクシングを習い始めました。

この話をすると、男性からはちょっと引いたリアクションを取られ
仲のいい人からは
「誰を殴りたいの?」
なんてツッコまれるのですが、決してそういうわけではありません(笑)。

コロナ前から、取材時の体力不足を痛感していて
1日トレセンを歩き回ったり、立ちっぱなしで取材をしていると
もうダメ~と夕方以降に体力が残っていなかったことも多々。

ずっと「体力をつけたい!」
と思いながら、忙しさにかまけて大した運動をしていなかったのですが
「そういえばボクシングって全身を鍛えられそうだし、良さそう!」
と閃いて、近所のボクシングジムを検索。

プロも在籍しているけれど
そこに混じって私のような女性会員もエクササイズ目的で通っている
というジムに出会うことができました。

仕事に合わせてだいたい週1~2回通っているのですが
運動嫌いの私でも、ボクシングの後は気分爽快でかえって元気になるのですから
運動の効果って本当にすごいなぁ、と改めて感じます。

そういえば、学生時代は運動部の選手として在籍した期間が短く
きちんとスポーツをするのはこれがほぼ初めてかも。

うん、なんだかハマりそうです。
地方競馬のジョッキーの中には、十数年、体力強化と減量を兼ねて
ボクシングジムに通っている人も。

私もこれで取材時にヘコたれない体力がつけられることを願っています。


悪天候で競馬場に着く難しさ

今週月曜日。
ヤングジョッキーズシリーズ(YJS) トライアルラウンド高知の取材を
地方競馬全国協会から受けていたため、現地に向かいました。

台風9号が九州・中国地方に上陸の可能性があると報じられていて
数日前からずっと天気予報やニュースをチェックし
当日も早朝からJRの運行情報を確認していました。

無事、山陽新幹線が動いていることを確認して
10時頃に新大阪から乗車したのですが、岡山到着間際に

「瀬戸大橋が通行止めのため、高知行きの特急は一部区間で運休しています」

と、まさかのアナウンス。

本州から瀬戸大橋を渡れなければどうにもなりません。

すぐさま13時台の伊丹空港からの飛行機の残席があることを調べ
岡山駅に到着するなり、約5分後には新大阪駅に戻る新幹線へダッシュで乗車。

タクシーで十三駅に向かい、そこから阪急とモノレールを乗り継いで
無事、保安検査締切までに搭乗手続きを終えられました。

ところが、結果的に約2時間遅れで離陸し
YJS第1戦の発走には微妙に間に合わなかったのですが
レース後の取材は少しできて、ホッと胸をなでおろしました。

マスコミ仲間からは
「笑い話かと思ったら
詳細を聞いたら、全然笑えないやん。ガチ!」
との反応。

とにかく、YJS第2戦後の表彰式司会も承っていたため
それに間に合ったことに胸を撫でおろしたのですが
ふと周りを見渡すと、栗東所属のジョッキーたちはみな無事に到着し
第1戦から騎乗していました。

奇しくもオリンピックの関係で小倉が休催中で
函館や新潟から東京経由での高知入りだったかと思います。

台風の進路の関係で、もしかしたら東京経由というのはうまくいったのかもしれませんが
振り返ってみると、悪天候が心配される状況でも
ジョッキーが到着できず乗り替わり・・・というシーンはJRAで見たことがなく
プロ意識の高さを改めてまじまじと感じさせられました。

さて、現在九州や広島を中心に大雨で大変な被害が出ています。
小倉競馬場のある北九州市もかなりの雨量のようで
馬場状態だけでなく、開催できるかどうか心配になった時もあったのですが
いまのところは13日夜時点でJRAからアナウンスはなく
無事に開催できることを願っています。

きっとジョッキーのみなさんは、大雨を警戒して
きちんと小倉に到着できるように対策を取っていたことでしょう。

明日は一日、小倉競馬を楽しみたいと思います。
(日付変わっちゃったけど)


オリンピック馬術

開催中の東京オリンピック。

夜な夜な、グリーンチャンネルで馬術競技の中継を見て楽しんでいました。

特に、馬場馬術の解説をされていた黒木茜選手と上田敦史アナウンサーの
ほっこりとする、初心者も一緒についていける話により引き込まれていって
気づけば食い入るように馬場馬術を見ていました。

これまではダイナミックな総合馬術のクロスカントリーは
大学馬術大会を現地観戦したり、ロンドンオリンピックをテレビ
(ロンド五輪は蹄鉄の形をした障害物や、会場の向こうにロンドンの高層ビル群が見える景色が壮観でした!)
などで見たことがあったものの
馬場馬術をここまできちんと見たのは初めて。

「難しい歩き方をする」
というイメージが強かったのですが、
なんということでしょう!

個人で優勝したジェシカ・ボンブレドーワーンドル選手の演技は
馬が生き生きと動いていて、すごく自然な動き。

パッサージュは馬が楽しそうに伸び伸び脚を動かしているようにさえ見えて
見とれてしまいました。

そして今日(日付が変わってしまいましたが)
競技が終了した総合馬術でも
ボンブレドーワーンドル選手と同じドイツのユリア・クライエウスキー選手が優勝。

完歩を合わせるのが難しそうに思える連続障害も
しっかりと高さのある飛越でこなしていって惚れ惚れしました。

メダルが期待された戸本一真選手は惜しくも4位。

馬場馬術、クロスカントリー、障害と3つの競技の総合得点で順位が決まる総合馬術で
今日行われた障害決勝ではバーを落とすことなく終えて暫定1位に躍り出た瞬間は
かなりワクワクしながら残りの選手の飛越を見守りましたが
前述のクライエウスキー選手など上位選手の飛越は素晴らしく
4位と知った時は少し落胆。

それでも、欧米諸国が強い馬術競技で4位入賞はすごいことだなぁとも
素人ながらに感じました。


藤懸騎手

藤懸貴志騎手がJRA通算100勝を達成しました!

待ちに待った100勝。
長野県の大桑村という、競馬とは無縁の地域と思われる土地の出身だと
デビュー間もない頃に知ってから
藤懸騎手に興味を抱いていました。

テレビや雑誌から受ける印象そのまま
取材をするようになってからも「素直で真っ直ぐな人」という印象は変わりませんでした。

デビューから所属していた平田修調教師は
「あんまり負荷はかけてほしくないけど時計は出してほしい
なんて難しいオーダーを叶えてくれるのは
藤懸騎手くらいしかいない」
と、かつて話していたほど調教技術に定評がありました。

また、あるカメラマンは
「しがない僕たちカメラマンにも
丁寧に接してくれて嬉しい」
と。

私も藤懸騎手の人柄を含めて大好きでした。

ところが、コロナ前のある日
取材をしていてハッとさせられたことがありました。

それは、ある媒体の企画で取材に行った時のこと。
メインの取材話が一段落し、雑談へと転じていた時

「僕も結婚して子供が生まれましたし
もっとがんばらないといけないと思うんですよね。
毎週末、そんな思いです」

それまでと打って変わって、真剣な表情でそう話す藤懸騎手に
覚悟の強さを感じました。

その後、GI初騎乗となった今年のオークスは
16番人気ながらハギノピリナで3着、
6月のマーメイドSではシャムロックヒルで逃げ切って
重賞初制覇を遂げました。

この勝利によって、JRA通算100勝に王手をかけ
今日の新潟2Rでのメモリアルを達成。

本当におめでとうございます!


ジャパンダートダービー

ゴールデンウィークまっただなかの園田競馬場。

ダートグレードレース・兵庫チャンピオンシップのレース後、
中井裕二騎手は検量室前でパトロールビデオを何回も何回も
今野貞一調教師ら関係者と見て、レースを振り返っていました。

先頭で直線を迎えながら、あと少しのところでリプレーザに交わされて2着でゴールするシーンがモニターに映し出されるたび
肩を落とし、悔しい表情を見せた中井騎手。

「最初のコーナーでグンと馬が力んだ分が最後に繋がったのかな?
とも思いますが、『それでも!』という気持ちで追い出しました。
本当に残念で仕方なくて・・・。
ゴッドセレクションはしっかり頑張ってくれていますし、園田にも対応してくれたのですが、勝ち馬の方が小回り適性があったのかなと感じました」

ゴッドセレクションは力一杯走ってくれたのに、勝つことができなかった
という悔しさとも無念さとも感じ取れる思いから
敗因がどこにあったのか、いろんな角度から分析を繰り返しているようでした。

そして1番人気で迎えた昨夜のジャパンダートダービー。
日曜日の小倉12Rで騎乗馬がゲート内で暴れて尻もちをつき
その後グリーンチャンネルに映された中井騎手は体を痛そうにさすっていたので
JDDに騎乗できるか心配していたのですが、無事その姿がありました。

ゴールデンウィークの時とは違い、逃げ馬を追いかけながら迎えた直線。
じわじわとその差は詰めたのですが、アタマ差届かず2着でのゴールとなりました。

結果は非常に残念ではあるのですが
誰よりも遅くまで兵庫CSのパトロールビデオを見ながら敗因を分析していた中井騎手の姿を思い出すと
このコンビで重賞戦線で活躍する姿を見たい!と思うのでした。

さて、勝ったのは地方・船橋所属のキャッスルトップ。
初勝利はデビュー9戦目となった今年6月で、そこから3連勝でのJpnI制覇でした。

さらに仲野光馬騎手はデビュー8年目、通算45勝目での重賞初制覇でもありました。

「大井で勝つこと自体がそう多くないですし
重賞初制覇がJpnIだなんて」

と、謙虚に話しながら喜びを噛みしめる姿と
地方競馬教養センターを体重の問題で中退したのち、名門・川島正行厩舎(船橋)で下積みを経験したというエピソードから
仲野騎手のことをもっともっと知りたいとも思った夜でした。

最近、南関東所属馬によるダートグレード制覇が続きます。
地方競馬の関係者としては嬉しいだけでなく、モチベーションが高まったり勇気を与えられる勝利でしょう。

キャッスルトップの関係者のみなさま、本当におめでとうございました。


スピード競馬とドレフォン産駒

今年の新種牡馬・ドレフォンの産駒が早くも4頭、勝ち上がりました。

アメリカの馬で、ブリーダーズカップ・スプリントを制した
という経歴から、ダート馬を輩出するのかな?と素人は考えていたのですが
産駒は芝のレースもどんどん勝っていき、ビックリ仰天!

「ダート馬はダートに特化した産駒を生む」
なぁんて単純な発想は、いとも簡単に覆されました。

一体ぜんたい、どういう要素が芝でも勝ち馬を出したのか
私にはなかなか知識が及びませんが、
先行争いを制してブリーダーズカップ・スプリントを制したような豊富なスピードが
速いタイムでの決着となりやすい近年の日本の競馬にマッチしているのでしょうか。

それにしても、開幕週となった先週の小倉はすごいタイムが連発しましたね。

初芝だったプリモダルクが逃げて「世界のアグネスワールド」のレコードを更新したことも驚きでしたし
翌日の3歳未勝利の芝1200mで前半600mが32.0秒という
通常ならば超ハイペースの中
先行したゲノムが勝利し、ハクサンムーン産駒JRA初勝利を挙げたこともタイム面で驚きでした。


帝王賞

今日で上半期が終了となります。
区切りの日に行われたのがJpnⅠ・帝王賞。

大井競馬場は事前に当選した人のみ、と限定的ながら
ファンを迎えて帝王賞は行われました。

「東京トゥインクルファンファーレ」という大井名物のファンファーレ隊
(彼女たちのファンも多いのです!)
による生ファンファーレには自然と手拍子が起こりました。

東京大賞典3連覇など大井コースで連対率100%のオメガパフュームや
地元ファンの期待を一身に背負ったカジノフォンテン
ドバイ帰りのチュウワウィザードなど好メンバーが揃う中
勝ったのは4歳のテーオーケインズ。

素人目にもパドックで1頭抜けて良く見えたほどで
いま、とても充実しているのでしょう。

3連勝で一気にJpnⅠ制覇。
秋もまた楽しみですね。