はい!現場の大恵です

全日本新人王争覇戦

今週25日に高知競馬場で行われた全日本新人王争覇戦は
栗東所属の泉谷楓真騎手が優勝しました。

前日に笠松競馬場でPCR陽性騎手が出て
同競馬場の騎手が濃厚接触者になる可能性もあったため
笠松所属の東川慎騎手と、岩手所属で現在は笠松で短期騎乗中の岩本怜騎手が辞退。

急遽、地元高知の若手である井上瑛太騎手と岡遼太郎騎手が騎乗することになりました。

それでも、出場12名中5名が初高知。
騎乗馬もほぼ全員が初めて乗る馬に加え、
一発逆転ファイナルレースかと思うくらい力が拮抗していて誰が勝ってもおかしくなさそうなメンバー構成で行われました。

それゆえ、2戦それぞれでペースは対照的なものに。

1戦目は自身のお手馬に騎乗した岡騎手が
「こんなに楽に先行できるなんて」
と驚くような落ち着いたペースになったかと思えば、
2戦目は関本玲花騎手(岩手)がハナを切ったところ、外から秋山稔樹騎手(美浦)も積極的に行き、ペースが流れて差し馬台頭の展開になりました。

泉谷騎手は1戦目で6着に入ると
2戦目はペースが速くなると感じるや否や、無理せず控え
後方から勢いよく差して勝利を収めました。

 

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「今年はまだJRAでは未勝利で・・・」

と話した泉谷騎手ですが、若手騎手たちの中で光る騎乗を見せました。