はい!現場の大恵です

コロナと競馬開催

新型コロナウイルスの感染が拡大しはじめて約半年。

関係者の並々ならぬ努力でここまで競馬開催を続けてこられましたが
ついに今週、船橋競馬所属騎手から感染者が出て
川崎競馬は8月24日(月)~26日(水)が取りやめとなりました。
※27日以降の開催については未定

JRA・地方競馬を通じ、日本国内でコロナが原因で競馬開催が休止されるのは初めての事態。

緊急事態宣言解除後も感染者は増えているだけに
どれだけ細心の注意を払っても、騎手から感染者が出るのは時間の問題だったのかもしれません。

コロナが長期化すればするほど、今後もこういった事態が生じる可能性は出てくるでしょう。

感染してしまった騎手を責めるよりも
感染者が出た時、その後の開催をいかにして安全に続けるかを考えていかなければ
というのが個人的な考え。

もちろん大前提としてクラスターを発生させてはならないのですが
たとえば同じ競馬場所属の騎手を2~3グループに分けて
調整ルームやジョッキールームで一緒にならないようにすれば
感染者が出たとしても、別グループのジョッキーはそのまま騎乗を続けられる
というような対策はできないものでしょうか。

調整ルームは騎手独身寮などを活用し
携帯電話は管理者に預ける。

レース中のジョッキールームは
今はマスコミや関係業者の出入りがかなり少ないですから
検量室付近の会議室なども活用するとか。

もうすでに実施されていることもあるでしょうし
私の立場では見えない・わからない事柄はたくさんあると思います。

活発に議論しながら
「コロナ感染=開催しばらく中止」をすべきなのか否か
考えていける流れになればなと思います。