はい!現場の大恵です

加速する自粛で、元気の源

日に日に新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しています。

今週からは出走馬のオーナーであっても競馬場入場は自粛の事態。
競馬に携わる者として
日本が置かれている事態の深刻さを最も肌で感じる出来事です。

もちろん、私たちマスコミもごく限られた人のみが
検量室付近での取材を許可されることとなりました。
(当然、若輩者の私は対象外)

また、地方競馬では水曜日に浦和競馬場で騎乗予定だった赤岡修次騎手(高知)と吉原寛人騎手(金沢)が
木曜日は名古屋競馬場で騎乗予定の笹川翼騎手(大井)が
それぞれ遠征を自粛。

公共交通機関を利用しての移動となりますから
万が一、自身が感染してしまえば地元の競馬開催の危機ともなりかねない状況。

競馬開催をなんとか維持するため、
痛みは伴いますが、それぞれの立場ででき得る対策を取っている状況です。

今日は朝からこういったニュースが飛び交っており
ちょっと気分が塞ぎ気味になりましたが
しっかり感染予防をしつつ、健康のためにも明るく元気に過ごしたいなと思うところです。

で、いまTwitterでとても話題を集めているのが
阪神競馬場の公式アカウント。
( @HanshinKeibaJo )

以前からいろいろと情報発信がされていたのですが
無観客競馬が始まって以降の投稿がさらに人気です。

かくいう私も虜になった一人。

競馬ファンに代わってターフィーくん人形と一緒に競馬場内の様子を見せてくれたり
競馬場に溢れる「音」に注目した動画など
改めて「競馬、大好き!」と感じさせてくれるものばかりです。

なお、競馬場に溢れる「音」に注目した動画は
JRA公式YouTubeでも公開されています。

これを見ながら思い出したのは競馬ファンになったばかりの頃の記憶。

開門前から入場門に並び、
パドックに1Rの出走馬たちが登場すると
馬のにおいや蹄の音で競走馬を身近に感じてウキウキし、
スタンドに鳴り響く本馬場入場曲では胸が高鳴りました。

両手を広げて、五感で競馬が楽しめる日が
一日も早く戻ってくることを願うばかりです。