はい!現場の大恵です

オーストラリアへ

栗東トレセンのコースの外周道路。

 

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調教スタンドから徒歩・自転車でゲートや坂路に行く時に通る道なのですが
緑豊かで、今の時期は木陰に爽やかな風が吹いて
私の好きなスポットでもあります。

 
今日はここを往復しつつの取材。
調教スタンドに戻ってくると木原一良調教師がいらっしゃいました。

「所属の富田暁騎手、オーストラリアに行くそうですね」

と声を掛けると

「ちょうど今日からだよ!」と。

アメリカへ長期遠征という報道が年明けくらいに出ましたが
アメリカのビザは発行されるのが相当難しいようで
ずーっとビザ待ちの状態でした。

それでもなかなかビザが下りないということで
オーストラリアへ。

「競馬のスタイルが日本とは違うけど
向うはたくさん競馬場があるから
いろんな競馬場で乗って
コース毎のパターンを勉強できればいいんじゃないのかな。
日本のように綺麗に馬場が整備されている所ばかりではないでしょうし」

海外の競馬場は自然の地形を利用して作られていて
アンジュレーションがきいているところもある
と聞きます。
整地してつくられた日本の競馬場とは乗り方や馬の体の使わせ方なども
変わってくるのかもしれませんね。

「僕も月末にオーストラリアに行ってきますよ」

と木原調教師。

南半球は季節が正反対ですから、真冬。

「ダウンを持っていかなきゃいけないかな~と思っているんです」

との言葉には、頭では分かっていてもひっくり返りそうになってしまいます。

気温の大幅変動で体がついていくのが大変かもしれませんが
新しい世界が見えてくるといいですね。