はい!現場の大恵です

血を残すということ

「海外のセリで購買された馬」

そんな程度の浅い知識だけで
それ以上深く掘り下げようとしなかった自分の未熟さを高松宮記念で感じました。

今年の高松宮記念を制覇したのは芝1200mは初挑戦となったミスターメロディ。
距離を難なくこなし、得意と言われる左回りで勝利を挙げました。

 

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そのレース後の共同会見で

「世界的にファッショナブルでありながら
すでに亡くなっているスキャットダディ(Scat Daddy)の産駒。
日本でこういう馬が出たということは非常に意義があると思うのですが、いかがでしょうか?」

という質問が出ました。
それに対して藤原英昭調教師はこのように話しました。

「本当にすごく意味がありますし
スキャットダディが亡くなってから『これから残していかなければいけない』と思いました。
そのためにはやはりGIを獲らなければいけません。
違う意味でのプレッシャーはありました。
ただ、それは厩舎だけの話ではなくて
これからの日本で血脈をつくっていく重要な馬になってくると思いますから、その辺りはちょっとはひと安心しました」

 
クールモアのアシュフォードスタッドに繋養されていたスキャットダディが急死したのは2015年、まだ11歳の時でした。

昨年のケンタッキーダービーでは史上3頭目となる
「4頭出し」の種牡馬となり
さらには優勝したジャスティファイ(のちのアメリカ三冠馬)もスキャットダディ産駒。

ヨーロッパではロイヤルアスコット開催でGI勝ち馬を多数輩出し、
チリではリーディングサイアーに輝くなど
その産駒はクールモアだけでなく、多くの馬主・生産者が注目していたといいます。

今年、新馬勝ちで話題になったユニコーンライオンの父ノーネイネヴァー(No Nay Never)はスキャットダディの産駒。
・・・って、ここまでは血統に疎い自分自身への覚え書き。

特にジャスティファイなどはすでに多くの人が知るところでしょうが
ミスターメロディをきっかけに調べたり考えたりしていると
穴が開くほど競馬雑誌を読んでいた小中学生の頃を思い出しました。