はい!現場の大恵です

専門紙の未来

明日2月4日の新聞をもって地方競馬の園田・姫路競馬専門紙の「競馬キンキ」が休刊します。

終戦直後の1948年創刊。
73年にわたる歴史に幕を閉じることとなったのは
紙媒体離れや無観客競馬による売上げの大幅減など
いろんな理由が積み重なってのことと思います。

無念さ、悔しさは募りますが
圧倒的シェアを誇る競馬キンキがなき後、園田・姫路はどうなるのかと不安に思っていたところ
競馬ブックが園田・姫路版を発刊してくださるとのこと。

専門紙の役割は幅広く
予想や厩舎談話を伝えるだけでなく
調教タイムを取って調教師に伝えたり
翌週以降の出走馬動向を把握していて、厩舎サイドはその情報を基にレース選択を変更することも。

競馬を支えるインフラであると思っています。

これまで専門紙を愛してきたつもりでいましたが
今回、このような事態になって
愛が足りなかったと実感。

裏を返せば、私たち競馬ファン次第で専門紙の未来も変えられるんじゃないかと思いました。

来週から発刊の競馬ブック園田・姫路版には競馬キンキのほとんどのトラックマン・記者が移籍。
これからはもっと愛していこうと思います。

そして、Twitterで

「#ありがとう競馬キンキ」のハッシュタグをつけて
みなさんの思い出を教えてください

と呼びかけたところ、想像以上の反響をいただき
本当にありがとうございます。

未来は自分たちの力で変えていける、そう信じたいです。