はい!現場の大恵です

天皇賞(秋)

大きな注目を集めた天皇賞(秋)は
アーモンドアイの完勝でしたね。

1枠2番と聞いた時
すぐにコーナーを迎えるこのコースでは内枠が有利な一方
万が一、少しでも出遅れてしまっては・・・
という不安も抱いていました。

これまでジャパンカップでは抜群のスタートを決めた一方
秋華賞や安田記念ではスタートから1~2完歩が他馬と比べて決して速いとは言い難いもの。
それゆえ、そちらの方が気になってしまったのですが
終わってみれば
「疑ってしまって本当に申し訳ございませんでした」
という強さ。

直線は追い出しを待つ余裕さえあったように見えました。
レース後は少しでも早く火照った体を冷ますため
すぐに用意していた水をかけたようですね。

父ロードカナロアも安田記念の時には同様の準備をしていたとか。

当時、調教助手として携わっていた安田翔伍調教師は

「誘導馬が待機している枠場のところで
レース後すぐに水をかける準備をさせてもらっていました。
安田記念の頃はもう夏の暑さですし
同様に、9月のセントウルSはまだ暑さが残っているので
出走にあたってはとても気を使いました」

こうした丁寧なケアを受けたロードカナロアは
強さにさらに磨きをかけて輝き
愛娘アーモンドアイもまた携わるみなさんのケアによって
もっともっと強さを見せてくれるのでしょう。

女傑は次にどこでどんなレースを見せてくれるでしょうか。
ワクワクが止まりません。