はい!現場の大恵です

トライアル戦スタート

今週からセントライト記念にローズステークスと
クラシックのトライアルレースがスタート。
栗東トレセンはマスコミがマスコミを見て「多っ!」と驚くほど報道陣でにぎわいました。

一方、アメリカでのキーンランドセプテンバーセールに出かけている調教師も多く
暦の上では秋なのに残暑厳しいお天気のように
秋と夏のイベントが混在しているような感じでした。

 
さて、ローズSに出走予定のダノンファンタジーは
水曜日の朝、川田将雅騎手を乗せての追い切り。

「やればタイムが出るので、半マイルでの追い切りでした。
デビュー時からコントロール面での課題が調教であって
今朝も引き続きその点を確認しながらでした。
外に出した時にハミを噛んだようですが、最後は気分良く伸びていました。
調教でそういう面を見せてもレースではこれまでも走っているので
今回もクリアしてくれるのではないかと思っています」

と中内田厩舎スポークスマンの猿橋調教助手。

中内田調教師自らが調教に跨る姿をこれまで何度も見かけてきました。
桜花賞も、距離が延びたオークスも
ともに掲示板に食い込んでいます。

桜花賞馬グランアレグリアがスプリンターズSへ、
オークス馬ラヴズオンリーユーがツメを傷めて秋華賞を断念ということですから
秋華賞に向けて、必然的にダノンファンタジーへの注目度が上がりますね。

 
個人的にもう1頭、ローズSで気になっているのは
シゲルピンクダイヤ。

春は坂路での調整だったのが
この秋は「コースでしっかり調教できています」と渡辺薫彦調教師。
オークスの頃は馬も気持ち的に張りつめていたようですが
夏の間に北海道でリラックスして、目つきも穏やかになっていたようです。

距離が少し気になるところですが
オークスの頃に抱えていた不安要素がなくなった今なら
さらに期待を寄せたいなと思います。

 
写真は神戸新聞杯1週前追い切り直前の
サートゥルナーリアとクリストフ・ルメール騎手。

直線は大きな完歩で、1頭次元の違う走りを見せていました。

 

_1920327