今週22日夜、名種牡馬アフリートが
老衰のため、息をひきとりました。
代表産駒の1頭に
持ち込み馬として輸入されたゴールデンジャックがいます。
94年の牝馬クラシック戦線で活躍し、
彼女の娘・プリンセスジャックもまた
昨年の桜花賞3着と、クラシック戦線で活躍しました。
クラシックが終わると、
三冠レースを賑わせていたはずの1頭が
条件レースに出走していて
違和感を覚えることもあります。
(クラス編成上、当然のことなんですが)
プリンセスジャックも秋には1600万下レースを走っていたのですが
年末最後の開催週12/22「サンタクロースH(阪神・芝2000m)」を勝ち
オープン入りを果たしました。
オープン入り後、初めてのレースが
今日の重賞・京都牝馬S(京都・芝・外回り1600m)です。
猛烈な末脚で桜花賞3着に来た時、
直前に母ゴールデンジャックが亡くなっていました。
今週は母の父アフリートが死去。
「種牡馬が亡くなった直後、産駒が激走する」
と都市伝説的によく言われていることが
頭をよぎりましたが、
”弔いレース”を期待している自分って嫌なヤツだなーと思い
それを払拭するかのように昨夜
プリンセスジャックのこれまでのレース映像を改めて見ていました。
ゲートでは後手を踏んでしまうこともありますが
終いは確実に伸びてきていました。
どの位置にいても、伸びます。
「おっ♪」と夢を見させてくれるあの末脚、
京都の外回りコースでもビュンッと飛んできてくれないかなぁ
と思いつつ眠りにつきました。
そして今日は京都競馬場へ。
久しぶりにプリンセスジャックに会います。
落ち着きがなかったというオークスの時ほどではないにしても
少しキョロキョロしている様子が気になりつつも
オッズを見ると
「種牡馬が亡くなった直後、産駒が激走する」
というフレーズが再び頭をよぎります。
一生懸命それを頭から追い出し
複勝100円だけ買ってレースを観戦しました。
スタートはすんなり出たものの
気がつけばポジションがずるずると後退します。
というのも、前半の600m通過タイムは
過去3年よりやや速い35.1秒。
それでも終いはやっぱりよく伸びてきてくれました。
11着でしたが推定上がりタイムは33.4秒で
勝ち馬ウリウリ、6着ゴールデンナンバーに次ぐタイム。
負けたけど、悲観はしないゾ(T^T)
次走は、もう少し前で競馬ができるといいですね。
ところで、昨春亡くなったゴールデンジャックが
最後に残した牝馬(1歳・父ヴィクトワールピサ)は
「結構いいみたい」(オーナー談)ということなので
少し先になりますが、こちらも注目です。
そして、ゴールデンジャックの孫もいます!
しかも、その馬の馬名をただいま募集中です。
お母さんはセントクリスマス(父コマンダーインチーフ、母ゴールデンジャック)
お父さんはカネヒキリの明け2歳牡馬で
オーナーも厩舎も生産牧場も
プリンセスジャックと同じです。
プリンセスジャックに負けず劣らずの素敵な馬名
みんなで考えましょう。