夢への第一歩

エドガー・ドガとロンシャン競馬場

 

 

昨年に引き続き今年も我が家の観葉植物の植木鉢から

キノコが生えてきました。

 

ネットで調べてみると、キノコが生える理由は

・水のやりすぎ

・風通しが良くない 等々

だそうです。

 

決して不衛生なわけではありません…きっと。

 

 

それはさておき。

今日、久しぶりに美術館に行ってきました。

兵庫県立美術館で開催中の

「奇跡のクラーク・コレクション

ルノワールとフランス絵画の傑作」

 

この中に、競走馬の絵が飾られていました。

作家はエドガー・ドガ。

バレリーナを題材とした多くの絵がとても有名なのでご存知の方も多いと思います。

ドガは他にも競馬の絵もいくつか描いているんですが

今日の絵にはこんな解説が。

 

「ドガはパリ近郊のロンシャンで馬の形態を観察し

屋内のアトリエで描いた」

 

作品は1882年頃に描かれた

「レースの前(Before the Race)」で

横を向いてる馬、後ろ姿の馬、草を食べようとする馬などが5頭描かれていました。

どれもしっかりと馬の体が描かれていて

特に胸前の筋肉の感じ、本物そっくりでいいな~と思いました。

 

凱旋門賞の行われるロンシャン競馬場ができたのは

1857年のようなので

「ロンシャンで馬の形態を観察した」

というのは、イコール「ロンシャン競馬場で競馬を観戦した」ということになるんでしょう。

 

日本ダービー馬キズナが挑戦する凱旋門賞、

その舞台が約130年前に印象派を代表する画家によって描かれていたんですね。

 

探せば他にももっと競馬を題材にした絵画や

競馬好きだった画家がいるのかな~。