夢への第一歩

トウケイヘイローにトレザイール

 

 

鳴尾記念!

トウケイヘイローおめでとうございます!

 

わたくし、木曜のUstream「パートナーズTV」の競馬コーナーで

「鳴尾記念の注目馬はトウケイヘイロー!」と言ってまして。

うれしさ倍増です。

 

水曜の栗東トレセンで笹田厩舎からの帰り道、

トウケイヘイローの獣医さんと会ったので

「遅くなりましたが、ダービー卿チャレンジトロフィーおめでとうございます!」

とお祝いを言ったところでした。

また「おめでとうございます!」言わなきゃですね♪

 

 

さてさて、その獣医さんに会う前に訪ねていた先は

2012年の馬名募集馬トレザイールのいる笹田厩舎でした。

2ヶ月ほどお休みを挟んだ後

先週の土曜にレースを迎えていました。

結果は残念ながら17着。

 

笹田調教師の長男・直義調教助手にお話を伺いました。

 

「前走は休み明けの分、体力不足な感じでした。

1回使ったことで良くなってくると思います。」

 

“1回使ったことで…”というフレーズ、

新聞やテレビでもよく耳にしますよね。

具体的にどういうことなのでしょうか?

よく、“どんな調教よりも、1回のレースがなによりの調教だ”

ということを聞きますが、それと関係あるんでしょうか?

 

「レースに使うと、競馬の息遣いができるようになります。

前走は4コーナーでは息が上がってしまってましたが

次走では息が上がってしまうポイントがもう少し先に延びて、

その次はまたもう少し先に延びて…

それがゴール板を超えるようになれば。」

 

こういう風にして、馬は強くなっていくんですね。

ただ今週から2歳戦がはじまり、タイムリミットが見え隠れしはじめました。

 

「秋のスーパー未勝利になると

出走回数が5回未満か権利を持っていないと出られないので

その辺りとの兼ね合いもでてくるかもしれないですね。」

 

トレザイールは現在3戦しています。

ただ、あくまでも状態を見ながら笹田調教師がレース選択をしていくということですので

トレザイールにとってベストな選択をしてくれることでしょう。

 

 

艶やかなトレザイールの後ろ姿

 

 

「馬房ではいつもこんな感じにのんびりしていますよ。

背腰にまだ緩さがありますが、成長してくれれば。

坂路での時計も詰まってきています。」

 

以上、笹田直義調教助手にお話を伺いましたが

担当されているのは別の方で

引退したレディアルバローザを担当していた福田調教助手がされています。

 

そうそう、レディアルバローザで思い出しました。

笹田厩舎と言えば、牝馬!

重賞勝利はすべて牝馬ですよね。

調教助手時代からエアグルーヴやファインモーションなど数々の名牝を手がけられていました。

 

笹田調教師とお話をしていると、いつもニコニコやわらか~い感じのお方なので

繊細な牝馬とも上手く接するのかなと感じていました。

それについて息子さんはこんなふうにおっしゃっていました。

 

「それもありますし、ボスは(笹田調教師のことです)、馬にストレスのかからない

調教やレースを組むので

牝馬でも力を発揮できるんだと思います。」

 

なるほど~。

でも、だからと言って牝馬しか活躍しないわけではありません。

鳴尾記念にも出走したロードオブザリングや

1600万下で安定した成績のキョウワダッフィーなど

牡馬も活躍しています。

競走馬の大半が胃潰瘍という話も聞きますが

だからこそ、ストレスを少しでも軽減することが

大切なんですね。

 

 

話は逸れましたが、トレザイール!

一歩ずつしっかり成長していくのが楽しみです。