夢への第一歩

ウォータールルドと山岡正人様 Part.2

 

「 ウォータールルドと山岡正人様 Part.1」から続きます~

 

 

ダートのオープンで活躍するウォータールルドは
両親も同じ山岡良一様の所有馬です。

 

父ウォーターリーグ×母ウォーターエナンという配合は
山岡正人様と生産牧場の伏木田修様がふたりでお考えになられました。
伏木田修様は、伏木田牧場の専務で
現場で牧場を取り仕切っています。

 

 

山岡様はこうおっしゃいます。

「伏木田牧場とはもう35~6年のお付き合いです。
なので息子さんの(伏木田)修ちゃんのことは生まれたての頃から知っているんですよ。
年に一回だけ北海道に行き、2日間で繁殖牝馬を預けている3つの牧場に育成牧場に…
とにかく全て回るんですが、そのスケジュールを修ちゃんがすべて組んで
空港まで迎えに来てくれるんです。
で、途中ウインズ静内に寄るというのがパターンです。
(ウインズ静内は今月をもって閉鎖予定)

 

毎年、所有している繁殖牝馬の配合は修ちゃんと相談して決めています。
昨年は、ルルドががんばってくれていたのもあり、エナンに再びリーグを付けました。
そう!ルルドの全弟です。
2月28日に無事産まれました。」

 

 

生後12日後の様子がこちら。

 

 

 

ウォーターエナンとウォータールルドの全弟。
右は伏木田修様

 

 

「かわいいやろ~?!
「ルルドと形は違うけど、ダートかな?」と修ちゃんは言っていました。
大きな流星があって顔が派手なので
走る時はなるべくメンコをせずに走らそうと思っています。
昨年はリーグをつけて種付け料が0円だったので
今年はエナンにディープインパクトを付けますよ!」

 

こうして血統の夢は膨らんでいくんですね。

 

ところでウォーターの冠名と言えば
私はウォーターポラリスを思い浮かべます。
武豊騎手が阪神3歳牝馬ステークス(当時)の時
「乗り味がスーパークリークにそっくり」と評していました。

 

「えっ!その話知ってるの?!
年末の特番『さんま・清の夢競馬』で話してたよね?!
GI回顧の番組だし、まさかウォーターポラリスの話をしてくれるなんて
思ってもなかったら、いきなり冒頭で話していてびっくりしました。
ビデオに録ってますよ。
新馬戦が強い勝ち方でしたからねぇ。
勝ちタイムが古馬1000万下のもので、しかも持ったままでしたから。
でも、この“持ったまま”というのが良かったんです。
ムチを打ったら途端にダメな子で、やめてしまう気性なんですよね。
河内騎手は
「ムチ置いてこか~?!」なんて言ってました。
体の形はバツグンだったんですが。

 

今はお母さんをしています。
今日(取材日の4月27日の京都2レース)も息子のウォーターポルトスが3着でした。
これまではずっとポラリスと同じ芦毛の子が生まれていたのですが
なかなか産駒は活躍せずで。
でもポルトスは初めて芦毛以外(栗毛)の子なんです。
未勝利は勝てそうかもね。

 

その下の2歳も楽しみですよ。
と言うのも、ウォーターポラリスにウォーターリーグをつけたんです。

リーグは、3回も骨折するくらい一生懸命走る子だったけど
ポラリスはムチを打たれるとやめちゃう子。
そこで、カンフル剤としてこの2頭を掛けあわせてみました。
いまアクティファームで育成中なんですが、わりかし良いみたいですよ。
ポラリスは芝もダートも走りましたが、この馬はダートかな?!
ウォーターリーグも他の牧場から種付けの依頼をいただければ
彼の維持費が出てくるのでいいのですが
まだ活躍馬はウォータールルドしかいませんからね。」

 

少しずつウォーターリーグの血が広がっていっています。
これぞ血のロマンですね。

 

 

最終回の明日は、山岡家と競馬のつながり、
そして今後のウォータールルドについてです。

 

 

 

(明日に続く)