夢への第一歩

ウォータールルドと山岡正人様 Part.1

 

 

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競馬リポーター 大恵陽子が「Oh Yeah!!」と感動したレースや馬にまつわるエピソードを

馬主へのインタビューやトレセンでの取材を通してお届けします。

毎月第1週目更新!

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第14回目はダートOP馬ウォータールルドとオーナーの息子様・山岡正人様です。

ウォータールルドや一族の血統への想いなど

3日間にわたってお届けします。

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ダートのオープンで活躍中のウォータールルド。

みなさん、彼の血統をご存知でしょうか。

 

 

父ウォーターリーグ
母ウォーターエナン

 

両親共にウォータールルドと同じオーナーの馬です。

 

今月の「Oh Yeah!!」はこの3頭を所有される山岡良一様の息子様で
ご自身も馬主の山岡正人様にお話を伺いました。

 

 

 

 

 

この血統にはどんな想いがこめられているのでしょうか。

まずは、父ウォーターリーグについて。

 

「ウォーターリーグは外国産馬なんですが、血統が良くってね。
ゆくゆくは種牡馬にもできるんじゃないかと調教師が見つけて来ました。
強い馬が他にいたので未勝利はなかなか勝てなかったんですが
いつでも一生懸命走るんですよ。
一生懸命走りすぎて3回も骨折しました。
オープンまで勝ち上がったんですが、レースに使おうと思っていたら
調教中にまた骨折してしまって。
それで、自分の繁殖牝馬につけようと思い種牡馬にしました。
今はアロースタッドにいます。」

 

一生懸命走り、6勝を挙げるも
その真面目さゆえに度重なる骨折が原因で引退となったウォーターリーグ。

 

では、お母さんのウォーターエナンはどんな馬だったのでしょうか。

 

「お母さんもこれまた良血でね。
祖母のFileはフォーティナイナーの母でもあるんですよ。
将来は繁殖牝馬に、とアメリカから買ってきた馬で
競走馬としては3勝しかできなかったけど
初勝利はダートで、その後は芝でも短いところだと走ってくれました。
ウォーターエナンは仔出しも良いし、面倒見も良いし
母親として優秀です。」

 

ともに良血で優等生だった両親。

しかし、産駒のウォータールルドは生まれつき脚が曲がっていました。

 

「前脚が今でも曲がったままです。
パドックとかで前から見てもらえば良くわかると思います。
他の調教師からは「よくこの脚で走るなぁ」と言われましたが
能力には関係ないですね。
今でも一番印象に残っているレースは2戦目。
初勝利を挙げたレースです。
この時はエーシンジェイワンが断トツ人気でした。
レースでもそのまま押し切るような雰囲気。
流れも前残りだったんですが
中団からグイーッとまくっていったんですよね。
グッと沈んだフォームでまくってきて
2着に来るか?!と思ったら2番手の馬をかわし
さらにグッともう一度フォームが沈んで
エーシンジェイワンをかわしてゴール!
いやぁ、これはすごかったですね。」

 

今後を十分に期待させる内容の未勝利戦だったのです。

 

この後のウォータールルドの活躍をきっかけに
今年産まれた仔がいます。

 

明日は、ウォーター一族の誕生秘話に迫ります。

(明日に続く)