「GIジョッキーじゃないのに、過分な、立派なセレモニーに
一緒に参加させていただいて恐縮です」
日曜日、石橋守騎手との引退セレモニーでの
飯田騎手のこの言葉に、お人柄をすごく感じました。
以前、厩舎で飯田騎手とお話していた時、
ふと慌ててどこかへ行かれてしまいました。
どうされたのかな~と思い待っていると
「コーヒーでいいですかね?」
と大仲からぬくぬくのコーヒーを持ってきてくださいました。
大仲から持ってくるときに
「これ、誰かが取り置いてたやつじゃないよね?大丈夫だよね?」
なんて確認する声も聞こえて、お茶目でした。
周りのスタッフだけじゃなくて
私なんかにも、お気遣いをしてくださる素敵な方でした。
騎手生活最後の騎乗馬はルスナイスナイパーという4歳の男の子。
最終追い切りには飯田騎手自らが騎乗され
「具合は良さそう!」
と担当の山崎調教助手に話していたようです。
山崎調教助手は
「はじめはそこまで期待してなかったけど
追い切りの具合が良かったし、
レース前にも「良い勝負はすると思う」って飯田騎手も言ってたし
勝ってほしかったよね。
直線でスムーズに前が開いていたら・・・」
とおっしゃっていました。
全休明けの今日火曜は曳き運動。
いつもと変わらずルスナイスナイパーは大人しかったようです。
次にレースに出る時は、飯田騎手以外のどなたかが騎乗されますが
追い切りには、技術調教師となった飯田さんが騎乗されるかもしれませんね。