「大惠ライジン 〜初対面へのプロローグ〜」より続きます。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
オオエライジンと初対面をはたしたのは
園田競馬の開催がお休みの日の午後でした。
オオエライジンの馬房に行き
「私もオオエだよ〜」
などと挨拶をしているとスリスリと鼻を寄せて来てくれました。
するとその様子を見た橋本調教師補佐がビックリした様子で
「ライジン、ちゃんとわかってるんやな〜!
なにか通じるものがあるんやろな」
とおっしゃるんです。
「はて??」
言葉の意味が分からずにいると、
「ライジンはすぐ噛み付くんですよ。
木村騎手が着ていた服もベリッと破いてしまったんです。
なのに大惠さんには全然噛み付かない!」
ということらしいのです。
すごいっ!
馬もちゃんと私が大惠ってわかってるんですねー。
もしかしたら親戚かもしれないって?!
などと感心しつつ、
橋本調教師補佐にライジンのお話を一通り伺って
「さぁ、Wオオエの記念撮影を♪」
と再び近寄ると・・・
あれっ?!
めっちゃ噛み付こうとしてくる。
え、なんやったん。さっきなついてきたのは!
ということで撮れた写真がこちら。
噛み付かれないように横に逃げての苦肉の策です。
でもなぜオオエライジンは人に噛み付こうとするのか。
そして担当の橋本調教師補佐はそんなオオエライジンにどう接してらっしゃるのか。
次回につづきます〜