大恵 陽子 夢への第一歩


春の陽気

 

 

阪神競馬開幕を迎えると、急に春の訪れを感じます。

 

って、最終週の今頃になって言ったところで説得力がないのですが(^^;

 

開幕初日はいいお天気で

スタンド近くは日陰なものの、馬場付近まで出て行くと

あたたかい陽射しが降り注いでいました。

 

アーリントンCはラチにへばりついて観戦し、

先週土曜の阪神スプリングジャンプもラチにへばりつき、

目の前の置き障害を迫力満点で飛越していく人馬に興奮しました。

 

3月6日は啓蟄でした。

冬眠していた虫たちが春の陽気に誘われて地上に出てくる頃

を意味する二十四節気の一つですが

春の陽気に誘われたのは、虫だけでなく私もだったようです。

 

 

 

IMGP5611

▲うーん、ジャンプの瞬間を撮るのって難しい。。。

 

 

 

春の陽気の中、ラチ沿いの日なたでは物足りなくなり

来月は、ラチを越えてセンターステージに立つことになりました。

 

というのは少々無理矢理な流れですが(苦笑)。

 

4/11(土)11:35頃〜(4R後)

サンスポ杯阪神牝馬Sレース予想会で司会をします。

阪神競馬場の直線の馬場沿いに設けられたセンターステージで

ゲストは、先日引退されたばかりの白井寿昭 元調教師とサンスポ記者です。

 

桜花賞の前日。

啓蟄から暦がさらに2つ進んで清明の頃には

ソメイヨシノが見頃を迎えていることでしょうね。

 

 

 

 


日経新春杯バックヤードツアー

 

 

学生時代に、中村獅童主演の舞台「丹下左膳」を

大阪松竹座に見に行きました。
一般のチケット屋さんで買ったのに、幸運にも座席が前から6列目。
当時の中村獅童さんは、女優・竹内結子さんと結婚される前で

イケメン俳優として大人気。

それを間近で見られるなんて興奮するのは当たり前で、

加え て前列だったので演技中に何度も目が合っちゃうんですよね。
その度に胸キュン。

 

「中村獅童さん、そんなに私のこと気になるの~!?♪」

 

と、大きな勘違いをしてしまうほどでした。

 

「目が合う」効果は絶大です。

 

パドックでも、騎手が見上げた目線の先に偶然自分がいて目が合うと、

無条件に複勝を買いたくなってしまいます。
それが応援している騎手ならなおさら。
なんだったら、応援している騎手と目を合わせたいが為に

念力と愛情を込 めた熱い視線を送ってみたり、

騎手と目が合いそうな位置に移動してみたり 。色々してみるもんです。

 

では、パドックでどこに立っているのが一番目が合いやすいんでしょうか?

 

京都競馬場のパドックは、珍しい正円形なので、

どこでも目が合いやすそうな 気もするのですが、

「物は試し!」と思って騎手の気持ちになって歩いてみ ました。

 

結論。
たぶん、電光掲示板向かって正面とそのやや右あたりがイイ!(個人の感想)

 

両サイドは、意外と目線が向かない気がしました。

左にカーブしていくのに 対し、観客席がすぐ右にあるからかもしれません。
最終レース後、お客さんのいないパドックをテクテク歩いただけなので

馬上から見る感覚とはまた違うとは思うのですが。

 

ふとこんな検証をしてみたのは、

1月18日、日経新春杯の日に行われたバッ クヤードツアーに同行させていただいたからです。
京都馬主協会HPの読者のみなさまを馬主席に招待して

ウィナーズサーク ルでレース観戦&表彰式参加や、

最終レース後に競馬場主催のバックヤード ツアーに参加させていただきました。
競馬の裏側を見ることができるバックヤードツアーは、

こうした何気ない疑 問も解決することができました。

 

ちなみに、ウィナーズサークルからレース観戦した

9R雅ステークスを勝っ たアムールブリエが先日

川崎の交流重賞「エンプレス杯」を優勝。

 

 

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▲ウィナーズサークルから観戦した9R雅ステークスの一周目

 

 

こうしたイベントがあると、その馬への思い入れも強くなります。

 

いつも見ている競馬をちょっと違った角度から見ることができた一日でした。

 

 

 

IMGP4410

▲ファンのみなさんとパドックの内側に入りました

 

 

公式レポートはこちら

 

イベント概要はこちら(募集ページ)

 


仁川駅のアナウンス

 

 

昨日、阪神競馬場からの帰り。

狙った馬がとことん4着で、雨も降っているし、一人だし。

淋しく肩を落としながらトボトボと仁川駅の改札を抜けると

構内アナウンスから馴染みのある声が聴こえてきました。

 

どこかで聴いたことのある声・・・

さっきまで聴いていたような声・・・

 

一瞬考えて、すぐに思い出しました。

さっきの阪急杯を実況していたアナウンサーの声です。

 

競馬終わりの仁川駅で、構内整理のアナウンスを

競馬実況アナウンサーがしてくださるなんて素敵ですよね。

「家に帰るまでが遠足」的な感じで、

「家に帰るまでが競馬」を存分に楽しむことができます。

 

いつのまにそんな素敵なサービスが始まっていたんだよーん♪

とニヤニヤしながら、声の主を探すと

凛々しい姿でマイクを握っていたのは

中肉中背、いたって普通の駅員さんでした。

 

二度見してみても、やはりそこに立っているのは

阪急電鉄の帽子をかぶった駅員さんでした。

阪急杯のレース前、レース名にちなんで

ミニチュアポニーのトミとアサミがかぶっていた(かぶらされていた)帽子と

同じものを頭に乗せているので、阪急電鉄の方で間違いがなさそうです。

 

あの声は、他人の空似だったようです。

 

それにしても、似ていたなぁ~と思い

Twitterでつぶやいてみると

私と同じように勘違いをした人がいたようでした。

 

阪急杯を実況していたラジオNIKKEI小林雅巳アナウンサーに

似たお声なんですよね。

 

でもその一方で、「そんなこと初めて聞いた」という人も。

 

 

みなさん、競馬帰りの仁川駅で一度耳を澄ましてみてください。