大恵 陽子 夢への第一歩


王者復活!

 

 

GI馬・ローマンレジェンドが7ヶ月ぶりのレースで

復活Vを決めましたね\(^o^)/

 

昨年2013年末の東京大賞典。

ゲートで暴れてしまっての発走に

レース中は、ただただ無事に…!と祈っていましたが

レース後に後脚の骨折が判明し、休養していました。

 

未勝利勝ちから8勝2着1回の快進撃で挑んだ

2012年JCダートでは、直前に主戦・岩田騎手が騎乗できなくなり

乗り替わっての4着。

その借りを返すかのようにその年の暮れ

東京大賞典で初GI制覇を成し遂げました。

 

連覇がかかっていたレースでのアクシデント。

また2013年は思うような結果が残せていなかっただけに

良い形での締めくくりを期待していたので

残念で無念で、切ない気持ちになりました。

 

また早く強いローマンレジェンドが見たいけど

焦らずゆっくり傷を癒してほしい…

そんな気持ちを抱き続けていた先月末。

偶然オーナー夫人にお会いしたので

「ローマンレジェンドはどうしていますか?」

と恐る恐る伺うと

「もう厩舎に帰ってきていて、エルムSを目指しますよ!」

と笑顔で答えてくださいました。

 

それを聞いたときにはホッとして嬉しくって

思わず涙が出そうでした。

 

ちょうど数日前にオオエライジンを帝王賞で亡くしたところで、

無事でいることの大切さをさらに感じていたところでした。

 

復帰戦となったエルムS、

2着馬も強かったけど、ローマンレジェンドの王者としての意地と

陣営の勝ちへの執念が垣間見えた気がしました。

 

本当におめでとうございます!

 

年末の中京、楽しみにしています(^O^)

 

 

【関連記事】

2012.11.3 「ローマンレジェンドと太田オーナー」


1回1回を大切に

 

 

今年も和歌山で高校野球のアルプスリポートをしていました。

1回でも負ければ、終わり。

 

決勝戦は延長12回、

強豪・智辯和歌山に屈せず諦めなかった市立和歌山が

3-2でサヨナラ勝ちしました。

 

競馬も、3歳未勝利戦は1レース1レースが大切な時期になってきました。

仮に今日負けてしまっても、

次には勝てる何かを掴んでの敗戦であってほしいなと

応援する側は思います。

 

私も1回1回のお仕事を大切にしていきたいです。

昨日25日に発売された雑誌『優駿』8月号に

記事を一つ書かせていただきました。

P.155のニュース&トピックス内の地方競馬にまつわる話題です。

心をこめて、いまある力で書きました。

また、優駿でお仕事ができたらいいなぁ。

 

よければ、お読みください。

 

 

145

 

 

 

 


久しぶりの再会

 

 

そのきんナイター(園田競馬の金曜ナイター)のメインレースが終わって

優勝騎手にお話を伺いながら、馬場を歩いて直線中央に位置するウィナーズサークルに向かっていた。

 

P1050470

 

 

すると
「フレッシュ~!」
と呼ぶ声がどこからともなく聞こえてくる。
「フレッシュ」というのは、私がまだ20歳そこそこ、瑞々しかった頃のあだ名。

 

振り返って観客スタンドの方を向くと
同じ地元の旧友がいた。

 

彼はいま栗東トレセンで持ち乗り調教助手をしている。

 

この日は、地元友達とナイター競馬を楽しみに来ていた様子。

 

「えーっ!久しぶり!!明日の仕事は大丈夫なん?」
と聞くと

 

「うん、明日は出走ないし。それよりなんか出世してるやん!」
と。

 

いえ、出世してるというより厚かましく取材するようになっただけ なんです。。。

 

馬場からスタンドエリアに入り、久しぶりにゆっくり話をしている と
トレセンに入って最初の数年は
担当馬で1勝も挙げることができず悔しい思いをしていた彼が
今ではオープン馬を担当しているという。
「今の厩舎では他ほど“担当”って感じじゃないけどね」
とのことらしいが、なぜだかこちらまで誇らしくなった。

 

その馬が昨日の福島11RバーデンバーデンCで僅差の2着だった。

勝ったマヤノリュウジンはゴール前のシャッターカメラでも
大外すぎて体が半分しか写っていない劇的な勝ち方をした。
かなり離れたところで差し切られてしまったが
しぶとく粘っての2着はかっこよかった。

 

そのことをメールで伝えると
「前走は出走取消しになってしまったから
今回は勝負かかっててん。
よかった!」と。

 

このあとは間違いなく夏の重賞戦線を賑わわせるだろう。

 

自分自身では気がつかないけれど
お互いに少し会わないうちに
成長していた気がする。

 

 


七夕賞

 

 

昨日の競馬中継を見ていると

福島は晴れてダートも良まで回復。

 

「晴れたし、今回は雨男ダコールの名も返上かな♪」

なんて思っていました。

 

なのに。

福島は13~15時が雨予報になったというじゃないですか…

 

やっぱり雨男なのかなぁ。

 

ダコールがレースに出走する時は

とにかく雨が多い。

晴れていてもレースの時だけ雨が降ったことだってある。

後方から差す競馬のダコールにとって

パンパンの良馬場が一番イイのに。

 

中竹調教師のコメントはもはや

「いつもの事ながら週末の天気がどうなるか…」

と天気を気にするコメントになってますもんね^^;

 

それだけ実力はあるし、安定感のあるダコール。

 

複勝ではなく、単勝で狙いたいなぁ。

 

 

 


かっこよかった

 

 

土曜日。

 

中京6R

ファレノプシスの子クールオープニングが

2着馬と200mずーっと併せ馬のまま外から伸びてきて

ひと踏ん張り!ふた踏ん張り!ほんのちょっと前に出た所がゴール。

かっこよかった!!

 

福島10R。

レイトライザーが内からするっと抜け出して勝利。

これもかっこよかった!

 

福島11R。

応援してたエンプレスラブはスタートで躓いちゃったけど

メイショウスザンナが初めての芝1200mで勝利!

常に最適な舞台を求めての試行錯誤の結果。

かっこよかった!

 

 

日曜日。

 

中京8R。

フリークエンシーが人気に応えて逃げ切り勝ち。

かっこよかった!爽快♪

 

(「逃げる逃げるフリークエンシー、ゴールインッ!」という実況を聞いてると

「よれるよれるグッドタイザン、ゴールインッ!」という姫路の珍実況を思い出しました)

 

 

函館10R。

スイートドーナッツが後方から差し切ったのには

度肝を抜かれました!

(HPの馬名募集馬と言えども単勝4660円はとれません(*_*)

 

福島11RラジオNIKKEI賞。

クラリティシチーが大外ぶん回したにも関わらず

僅差の2着で「強っ!」と感激!

 

 

先月25日の帝王賞でオオエライジンが予後不良になって以来

夜になる度、その時の光景を思い出して泣いてたけど、

今週の競馬で元気をもらいました。

 

やっぱり私の元気の源は、競馬です!

 

 


新潟を見据えて

 

 

新潟での勝利を見て

「いつかアイビスサマーダッシュでこの子の応援をしたい!」

と思った馬がいました。

 

彼女の名前はエンプレスラブ。

 

新潟で勝利したのは昨年10月5日

飛翼特別(500万下・芝1000m)

 

3歳未勝利を勝ち上がれず

一度高知に行ってから帰ってきたエンプレスラブにとっては

これが嬉しいJRA初勝利でした。

 

スーッと先団に取り付けて、1.1/2馬身抜けての勝利は印象的でした。

 

その後、日本ダービーの前日5/31京都1200mで嬉しい2勝目。

そして今日の福島メインレース「テレビユー福島賞(芝1200m)」に出走です。

 

ここを勝てば、アイビスサマーダッシュ出走がいよいよ現実味を帯びてきます。

勝たなくても、頭数によっては出られるかもしれませんが

やっぱり勝って駒を進めてほしい!

 

内外広がりすぎてて、途中まで誰が先頭か分かりにくいけど

それでも意中の彼女が先頭だと信じて

「粘れーっ!!」

と真夏の新潟で叫ぶために。