大恵 陽子 夢への第一歩


スーパージョッキーズトライアル

 

 

ちょっと園田競馬の話題を。

先週17(木)園田競馬場に行ってきました。

 

目的は、スーパージョッキーズトライアル(SJT)を観戦するため。

 

 

11月30日、12月1日に阪神競馬場で行われる

ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)は

世界各国のトップジョッキーと日本のトップジョッキーによる腕比べですが

ここには地方競馬の代表騎手も1名参戦します。

 

その地方競馬代表のたった1つの出場枠をかけた戦いが

スーパージョッキーズトライアル(SJT)です。

 

2つの競馬場で計4戦が行われ

着順に応じたポイントで競います。

 

最初の2戦は船橋競馬場で行われ

暫定1位は川原騎手(兵庫)

 

最終戦を含む後半2戦は園田競馬場で

先週17日(木)に行われました。

 

 

園田競馬で10年以上実況を担当する竹之上アナウンサーは

「見どころは、何と言っても川原騎手が優勝するかどうかでしょう。」

 

いつも園田競馬場で写真を撮っているファンの方も

「川原騎手、全力で応援しますよ!!」

 

と、地元ということもあり

暫定1位の川原騎手へ注目が集まっていました。

 

 

しかしそんな中、園田での1レース目を制したのは尾島騎手(笠松)

 

 

 

 

船橋での2戦が終わった時点で11位でしたが

このレースを勝ちポイントを大幅に獲得したことで

逆転優勝を狙える位置にまで浮上しました。

また、他の多くの騎手も優勝を狙える位置にいて

「次のレース、何着に入れば優勝狙える?」

など騎手もポイントを気にされている様子でした。

 

一方の川原騎手は、大畑騎手(愛知)と同点ながらも首位をキープ。

 

最終戦の結果次第では、他の騎手による逆転劇もありえます。

また首位タイにいる大畑騎手の存在も非常に気になります。

川原騎手、このまま首位をキープできるのか…

混戦の中、最終戦に注目が集まりました。

 

 

その最終戦を制したのは、吉原騎手(金沢)

 

 

 

 

注目の川原騎手は

写真判定を制してハナ差の5着でした。

 

しかし、この「ハナ差の5着」を死守したことで

川原騎手の総合優勝が決定!!

 

総合優勝が決まった瞬間

54歳、川原正一騎手はエビ反りしながら

「やったぁ!」と控えめなガッツポーズ。

 

すごく、すごく印象的でした。

 

 

 

 

川原騎手は現在地方競馬リーディングを走り

本戦のWSJSでも優勝経験がある方。

そんなベテラン騎手のお茶目な喜び方を見て

WSJS地方競馬代表のたった1枠の重みを感じました。

 

中央ウィナーズサークルで表彰式が終わり

馬場を歩いて引き揚げるときには

ちょうど次レースの出走馬たちが本馬場入場してきました。

 

すると馬上の園田競馬の騎手たちから

「川原さんおめでとう!」

という声が。

 

園田競馬の、そして地方競馬の思いを背負って

1ヶ月半後のWSJSでのご活躍、楽しみにしています!

 

 

さて、今週のそのきんナイターでは

園田のスターホース・オオエライジンが復帰予定です(*´艸`)ムフフ

自称応援隊長、もちろん出動です!