ミルコ・デムーロ騎手のてんとう虫
前回のブログで少し触れたアランロド。
ミルコ・デムーロ騎手を鞍上にむかえて勝負!だったのですが
残念ながら3着でした。
担当する林達郎調教助手は
「いつも一生懸命走ってくれるロドには感謝しかありません。
ひとつでも早く勝たせてあげれるよう僕自身も頑張ります!」
とおっしゃていました。
ちなみに。
ミルコ・デムーロ騎手はてんとう虫を自らのラッキーアイテムにされているのですが
林助手はそれにちなんで、今回のアランロドの馬具にてんとう虫のモチーフを付けられたそうす。
でもテレビ中継では確認出来なくって。
我が家のテレビが小さいからかもしれません。
土曜 京都8Rのパドックやレースを録画されていた方は探してみてください。
デムーロ騎手はすぐに気づいてくれたそうです。
さてさて。新潟大賞典。
ダコール!
ダコールっ!!
レースだけを見ていれば、直線での大きな不利に
「競馬だからこういうこともある。また次がんばってほしい。」
と思っていたかもしれません。
でも今回は「すごく調子が良い」と聞いていただけに、
そして小倉大賞典での惜しい負けがあるだけに
悔しさ、歯がゆさが大きいです。
以前ある馬主さんが
「レースを勝つのは、宝くじに当たるようなもので
すべてが上手く噛み合わないといけないんです。運ですよね。」
とおっしゃっていましたが、まさしくその通りだなと感じるレースでした。
ただ、陣営にとってはやることは
やってきたベストを尽くしての結果だという捉え方が強いようです。
担当の河嶋調教助手は
「加速するところであんなことがあって…
ジョッキーも悔しがっていました。
でも、無事が何よりです。
不利を受けた時に急に方向転換しないといけなくなったりしたので
脚元だけが心配でしたが、今のところは大丈夫そうです。
すり傷は少ししていますが
表面的な、毛がめくれて血が出ているくらいなので問題ないです。
プラス体重で出走できたし、
芝が刈り込まれていてダコールに向いていなぁと思ってはいたんですが。
前日に、一緒に新潟に連れて行っていた馬がレース中に心房細動を起こしたり
今年、競馬に連れて行った馬が競走中止して安楽死になったりもしたので…
無事であれば、また次がんばれます。」
調教を担当した船曳調教助手は
「レースに行くまでを良い状態で出せたのは良かったと思います。
それが僕達の仕事なので。
また良い状態で出せるようにがんばります。」
馬がレースで負けた時
関係者よりもファンの私の方が悔しがったり悲しんでいることがたまにあります。
私は何の苦労もせずに「応援しているだけ」
一方、関係者のみなさんは毎日悩んで迷って汗を流しての結果。
結果を受け入れられるだけの努力を積み上げてこられているからなのかもしれません。
負けて悔しくないはずはないと思います。
それでも
「無事であれば」
「また次回も良い仕上げをします」
そう言えるのは、やることはやってきたという自信があるからなんですね。
ダコールはこれまでのパターンでいけば
近々放牧に出されると思います。
挟まれてぶつかって挟まれて、それでもめげずに差してきた根性で
次走も楽しみにしています。
※コーナー「Oh Yeah!!」は連休の関係で、今週の更新となります。