大恵 陽子 夢への第一歩


飯田騎手ラスト騎乗

 

 

「GIジョッキーじゃないのに、過分な、立派なセレモニーに

一緒に参加させていただいて恐縮です」

 

 

日曜日、石橋守騎手との引退セレモニーでの

飯田騎手のこの言葉に、お人柄をすごく感じました。

 

 

以前、厩舎で飯田騎手とお話していた時、

ふと慌ててどこかへ行かれてしまいました。

どうされたのかな~と思い待っていると

「コーヒーでいいですかね?」

と大仲からぬくぬくのコーヒーを持ってきてくださいました。

 

大仲から持ってくるときに

「これ、誰かが取り置いてたやつじゃないよね?大丈夫だよね?」

なんて確認する声も聞こえて、お茶目でした。

周りのスタッフだけじゃなくて

私なんかにも、お気遣いをしてくださる素敵な方でした。

 

 

騎手生活最後の騎乗馬はルスナイスナイパーという4歳の男の子。

 

 

 

最終追い切りには飯田騎手自らが騎乗され

「具合は良さそう!」

と担当の山崎調教助手に話していたようです。

 

山崎調教助手は

「はじめはそこまで期待してなかったけど

追い切りの具合が良かったし、

レース前にも「良い勝負はすると思う」って飯田騎手も言ってたし

勝ってほしかったよね。

直線でスムーズに前が開いていたら・・・」

とおっしゃっていました。

 

全休明けの今日火曜は曳き運動。

いつもと変わらずルスナイスナイパーは大人しかったようです。

 

次にレースに出る時は、飯田騎手以外のどなたかが騎乗されますが

追い切りには、技術調教師となった飯田さんが騎乗されるかもしれませんね。

 

 

 


トレザイールのデビュー戦

 

 

昨日の小倉5Rで2012年馬名募集馬のトレザイールがデビューしました。

 

結果は6着。

1コーナー入り口で内の馬が外に逃げようとした影響を受けてしまいました。

道中は中団やや後方を追走していたので

何着まで上がってこれるかなぁ…

と思っていたら、直線よく伸びて6着!

 

笹田調教師も

「直線伸びて来ていましたが

1コーナーで不利を受けて行き脚がセーブされてしまったので…

また頑張ります。」

ということで、次走については馬の様子を見ながら決めていくとのことです。

 

 

 

 

 


ケイアイヴァーゲとダコール。

 

 

アーリントンカップ。

Ustreamでお話していたケイアイヴァーゲは10着でした(;_;)

すみません。

 

直線に入ってから、思ったほど伸びませんでしたね。

今日は明石ケーブルテレビでお仕事だったので

まだレース録画を見ただけなのですが

直線では、苦しそうにも走りづらそうにも見えました。

ちょっと心配です。

 

ケイアイヴァーゲは週中の段階では

アーリントンカップと日曜日の自己条件(3歳500万下・芝1400m)と両にらみでしたが

メンバーや距離などを考えて1600mのアーリントンカップが選択されたようです。

中塚調教助手も

「ボーッとしてて行けと言われるまで行かない」

とおっしゃっていたので、

1F延長されて少しはゆったり流れる1600mのアーリントンカップの方が

私もおもしろいんじゃないかと思っていました。

 

結果は残念ですが

「入厩してきた時から雰囲気が良くて期待されていた馬」

だというケイアイヴァーゲ。

名馬の証、左後一白ですしこれから活躍してほしいですね。

 

 

さて小倉大賞典2着だったダコール

昨日22日大山ヒルズに放牧に出ました。

500万下を勝ちきれない頃は半年くらい使いつめていた時もあったようですが

最近は1戦したら、たとえ一週間でも

毎回大山ヒルズに放牧に出ているようです。

 

今回は

「たぶん2ヶ月くらいで戻ってくると思います」

と担当の河嶋調教助手から伺っています。

 

戻ってきた頃にはすっかり春らしくあたたかくなっているんでしょうね。

 

 

さぁ、明日は馬名募集馬トレザイールが小倉5Rでデビューです!

そしてマイネルスケルツィの妹バースデイパーティも注目です。

こちらは阪神5Rでデビューです。

 

 


トレザイールとルールプロスパーとUstream。

 

 

2012年の馬名募集馬トレザイールがいよいよデビューです!

日曜 小倉5レースの芝1800m

土曜の朝に出発し8時間ほどで小倉競馬場に到着予定です。

 

昨日、笹田調教師にUstream終わりに電話でお話したところ

「悪くないですよ」

ということでした。

そして、イリエのクリームパンで再び話が盛り上がってしまいました。

というのも、梅田大丸で水曜以外は販売しているとの情報を仕入れたので

午前中、買い物ついでに

イリエのクリームパンを買おうと思ったら

またまた売り切れで買えなかったんです(>_<)

なかなかめぐり逢えません…

 

 

さて話は変わってルールプロスパー。

休み明け初戦は、中山記念です!

 

昨年6月の「Oh Yeah!!」で取材させていただいた彼は

東京ジャンプSで着地時に濡れた馬場で滑るというか躓くというか

失敗してしまい、夏が苦手なこともあり放牧に出ていました。

 

9月に一度帰って来たのですが

速いところを一本やったところ、再び脚を痛めてしまったようで

年明けまで放牧に出ていました。

が、元気になって帰って来ました♪

 

こちらは1月末のルールプロスパー。

 

 

 

洗ってもらってスッキリしていました。

洗い場では北出調教師も交えて

ルールプロスパーのことを話していたのですが

目の前のルールプロスパーが前掻きをよくしていたんです。

ちょっと気になったので聞いてみたところ

ルールプロスパーは洗い場で前掻きをするのがクセのようです。

前掻きといえば、エサをおねだりする時にするイメージなのですが

やはり洗い場で前掻きをする馬は珍しいようです。

 

話はここで終わるはずだったのですが

次の瞬間…

両隣にいた馬がいきなり前掻きをはじめました!

 

いまさっき、北出調教師が

「洗い場で前掻きする馬はあんまりいないねぇ」と

おっしゃったばかりなのに。

馬って、場の空気をよく読んでますね。笑

 

 

そして最後になりましたが

Ustream「パートナーズTV」の「大恵陽子のOh Yeah!!競馬」

ご覧頂いたみなさんありがとうございました!

 

コーナーの冒頭、映像・音声が途切れてしまい申し訳ございませんでした。

途中からですが、こちらからご覧いただけます。

 

 


ソヴラーノと競馬クイズと。

 

 

今月の「名付け親さんいらっしゃ~い!」

3日間にわたって長編でポアゾンブラックを取り上げました。

ツイッターでは想像以上に多くの方が見てくださったことがわかり

とても嬉しかたです!

他にも3日間読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

 

 

さて、先週末に出走した2012年馬名募集馬ソヴラーノは

残念ながら7着。

吉村調教師によると

「速い馬場が合わず結果が出せませんでした…」

とのことで、先生も残念がっていました。

 

兄弟のインバルコに似てずぶいようなので、

速い流れは辛いのかもしれませんね。

乾いた馬場で、前半ゆったり流れてくれれば…です!

 

ちなみに月曜の段階で伺った今後の予定は

「1ヶ月ほど短期放牧に出して

2回阪神開催に、と思っています。

次、頑張ります!」

ということでした(^-^)

 

 

さて、明日はUstream「パートナーズTV」!

私の所属するタレント事務所から生放送しています。

明日からオンエア時間が変わり、17時からとなりますm(__)m

というわけで、私の競馬コーナー「大恵陽子のOh Yeah!!競馬」は

17:20頃の放送になると思います。

よろしくお願いします!

 

今週の競馬クイズはこちら。

『今週の注目馬(オンエアにて発表)を担当してる調教助手さんは、

調教師である父から「ある物」を買ってこいと言われたのがきっかけで

競馬に興味を持ちました。

さて、なんでしょう?』

こちらから選んでください↓

 

 

 

 

クイズの答えや週末のレース予想、

そしてこのブログの感想なども(←あれば)メールください。

ホント、みなさんからのメッセージが支えです。

ぜひよろしくお願いします!

 

メール: info@p-pro.co.jp

 

 

では、明日17時からのUstream「パートナーズTV」でお会いしましょう(^-^)/

 

 

 


名付け親さんいらっしゃ~い!ポアゾンブラックPart3

 

 

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「名付け親さんいらっしゃ~い!」

このコーナーでは、京都馬主協会会員さんの所有馬の名前の由来について

名付け親さんにおのろけ話を語っていただこうというコーナーです。

毎月第3週目更新です。

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第5回目は先日JRA転入後初勝利を飾ったポアゾンブラックと名付け親さんです。

最終日3日目の今日は。

ソエの影響もあったとはいえ、兵庫ダービーを負けて悔しさも残る中

JRAに移籍し、新しい道へと進んでいったポアゾンブラックに

メイレディとの因縁?が復活します。

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大恵:JRA移籍はどういったきっかけですか

 

村上様:兵庫ダービーの後、北海道に放牧に出しました。

懇意にしている岡田牧場の育成場で目名共同トレーニングセンターというところがあるんですが

そこに11月頃までいました。

その間に、JRAの調教師の先生何人かから

「あの馬どうなの?」みたいに聞かれることがありました。

本田調教師ともそんな感じでポアゾンブラックの話をしていて

私もやはりJRAの広い馬場で走らせてみたいというのもありましたし

プールやウッドコースなど調教施設も整っていましたので

「やらせてもらえますか。」

とおっしゃる本田調教師にお預けしました。

 

 

大恵:JRAに移籍してから脚の調子はどうですか?

 

村上様:JRAの本田厩舎に移ってからはずっとプールで調整をしていました。

兵庫ダービ後にゆっくり休ませたことも良かったみたいで

今では痛みはないようです。

本田調教師も「不思議なくらいだ」とおっしゃるほどです。

ただ、目名共同トレーニングセンターから「骨が弱い」と本田調教師も聞いていたようで

JRAに移籍してからもメイチでは調教をやらなかったんです。

 

ところが前走の前、坂路での追い切りで非常に良い時計が出せました。

ファンもそれを分かっていたのか、JRAに移籍してから7→14→11着の

ポアゾンブラックが4番人気に支持され、ちょっと不思議な感じがありました。

 

でも「どうにか掲示板に載せたい」と思っていたので

勝てて本当に良かったです。

園田でスターホース扱いされて、JRAに移籍したものの

このままの成績が続いていたら

「なんや、大したことないな」って思われるのが悔しいですしね。

園田のファンも関係者も勝利を喜んでくださって

園田競馬場に来るとみなさん「おめでとうございます!」と言ってくださいますし

専門誌「キンキ」では3日連続でポアゾンブラックの勝利のことを書いてくださいました。

 

ただね、これがオオエライジンと同年代だったら

どうなっていたか分からないですよね。

それに、兵庫ダービでメイレディに勝っていたら

JRAに転入する時、収得賞金で

もしかしたらオープンからだったかもしれません。

今となって言えることですが、

兵庫ダービを負けていたからこそ、JRAで準オープンから挑戦できるということで

移籍した感じですね。

 

優勝の口取り写真では

京都馬主協会で親しくしている山田信太朗さんや谷口さん夫妻のほかに

野田調教師の娘さんも一緒に写っています。

 

そうそう。

兵庫ダービでポアゾンブラックを負かしたメイレディの関係者が写っているんですよ!

 

 

 

厩務員さんの右が村上憲政様、その右がお父様の村上稔様

 

 

父の2つ右隣に写っている男性。

パドックで

「園田で調教師補佐やってるんですが、馬良くなってますね~」

と言ってくださったのをきっかけに、パドックで色々と話をしていたんです。

なので、勝った後

「おめでたいことですし、一緒にお祝いしてください」

と写真に入っていただいたんです。

撮影が終わって帰り際、うちの父が

「この馬は兵庫ダービで負けるまで5連勝しとったんや!」

と言ったら彼が

「うちの馬が、勝ったんです。」と。

 

園田競馬の誰か分からずに話していたんですが、

メイレディを管理する保利厩舎の息子さんの保利良平調教師補佐だったんです。

みんなで「お前かぁー!!」と言ってやりました。笑

 

 

大恵:次走などは決まっているんですか?

 

村上様:芝スタートの阪神ダート1400mを以前使った時に

芝の走りが悪くなかったので

本田調教師も

「一度今後のために適性も見てみたいので芝を使いましょう」

ということで、3月2日オーシャンステークス(芝1200m)を予定しています。

 

JRAのオープンになったので相手もますます強くなりますが、活躍して

生え抜きの園田の馬がJRAでがんばってる、と新聞とかに取り上げてもらえれば嬉しいですよね。

私は福山でも馬主をしていますが、福山ももうじき廃止ですし

競馬界全体的に厳しい状況です。

ポアゾンブラックが園田競馬、ひいては競馬活性化のきっかけになれれば嬉しいですね。

 

(おわり)

 

 


名付け親さんいらっしゃ~い!ポアゾンブラックPart2

 

 

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「名付け親さんいらっしゃ~い!」

このコーナーでは、京都馬主協会会員さんの所有馬の名前の由来について

名付け親さんにおのろけ話を語っていただこうというコーナーです。

毎月第3週目更新です。

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第5回目は先日JRA転入後初勝利を飾ったポアゾンブラックと名付け親さんです。

2日目の今日は

宝塚歌劇団の演出家・岡田敬二先生の作品『ル・ポアゾン』から

名付けられたポアゾンブラックが

重賞レースを含むデビューから5連勝で兵庫ダービーに挑んだ時の話です。

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大恵:5連勝で迎えた兵庫ダービーは、どんなお気持ちでしたか?

 

村上様:実は、園田時代はずっと脚を痛がっていたんですよ。

右前脚がソエでね。

まともな追いきりはほとんどできず、15-15くらいしかやっていないんです。

兵庫ダービの前走・菊水賞前に一回だけ少し速い調教をやったことがあるのですが

その時は一気に-15kgくらいになってしまって。

もちろんレースは一生懸命走ってくるので5連勝できたのですが

レース後は跛行しているような状態でした。

 

園田は菊水賞、兵庫チャンピオンシップ、兵庫ダービで三冠レースになっています。

でも菊水賞を勝った後

野田調教師も「兵庫チャンピオンシップを使ったら兵庫ダービーは無理ですよ。」と。

それで兵庫ダービーに直行しました。

 

鞍上の松浦政宏騎手は、圧倒的な1番人気で相当なプレッシャーだったと思いますよ。

ちょうどこの時の兵庫ダービーには

ディープブリランテでダービージョッキーになったばかりの岩田騎手が

園田競馬場に来ていて話したみたいです。

二人は年代も近いのですが

松浦騎手が「不安や。」ともらすと

「自信持って乗ったら、この馬は絶対勝つから大丈夫や!」

と岩田騎手から励まされたそうです。

ただね、結果は…

 

でも松浦騎手も野田調教師も、もちろん私もみんなが勝ちたいと思ってたし悔しい思いもしました。

ファンからは「なんであんな大外まわすんだ」

という声もあり、松浦騎手もかわいそうでしたが、あれは仕方ないんです。

ポアゾンブラックが右前脚を痛いのを、ずっと乗ってきて知っている松浦騎手だからこそ

小回りコースを少しでも大きく回って、脚に負担をかけないようにしたんです。

私も馬術をやっていたのですが、右回りコースでは右脚を先に出すので

どうしても痛い方の脚に負担がかかってしまうんですね。

4コーナーを回って直線では先頭を走っていたメイレディに突き放されて

3着のトライにも詰め寄られて

実況の竹之上アナウンサーも

「ポアゾンブラック、ピンチッ!」と。

でもここで手前を替えて、痛くない方の左脚から先に出すようになり

「ポアゾンブラック復活!!」という実況の通り、

最後は勝ったメイレディに半馬身差まで詰め寄りました。

もう何度も見ましたね、このレースVTRは。

 

 

大恵:仕方ないという気持ちと、悔しい気持ちとが入り混じった結果だったんですね。

 

村上様:兵庫ダービーはね、生産牧場の出口牧場のためにも勝ちたかったですね。

ポアゾンブラックはゴールドシップと幼馴染なんですよ。

 

ポアゾンブラックはオータムセールで買ってきた馬なのですが

当初、私は別の馬が欲しかったんです。

でも競り負けてしまって。

そしたら野田調教師が

「この馬どうですか?」っておっしゃるので

いつも庭先取引をしている岡田牧場の社長にも聞いてみたら

「その馬の生産の出口牧場って、うちの祖母の里ですよ。ちょっと聞いてみます。」

とすぐに調べてくださり、「良いですよ」と教えていただきました。

それで競りに参加し、落札しました。

それがポアゾンブラックです。

 

ゴールドシップの生産牧場として有名になった出口牧場は

繁殖牝馬が10頭ほどの牧場なんですね。

放牧時には牡馬と牝馬とが分けられますから、

さらに少ない頭数の中にゴールドシップとポアゾンブラックが一緒にいたということになりますよね。

ゴールドシップが日本ダービーで負けた後、6月7日に行われた兵庫ダービー。

ダービーの優勝写真を、出口牧場さんに送ってあげたかったですね。

 

私はゴールドシップの馬主さんとは面識はありませんが

奇しくも2頭とも色の名前がつけられていますしね。

 

 

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ソエの影響もあり兵庫ダービーは牝馬のメイレディの2着に破れてしまいました。

しかしこの後、移籍先のJRAでもメイレディとの因縁?が復活するのでした。

(明日につづく)

 

 

 


名付け親さんいらっしゃ~い!ポアゾンブラックPart1

 

 

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「名付け親さんいらっしゃ~い!」

このコーナーでは、京都馬主協会会員さんの所有馬の名前の由来について

名付け親さんにおのろけ話を語っていただこうというコーナーです。

毎月第3週目更新です。

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第5回目は先日JRA転入後初勝利を飾ったポアゾンブラックと名付け親さんです。

今日から3日間にわたってお届けします。

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園田競馬でデビューし、5連勝。

「オオエライジンの再来か?!」

そう言われるほど強さを見せつけたものの

兵庫ダービでは惜しくも2着だったポアゾンブラック。

兵庫ダービー後にJRAへ移籍し、先日4戦目で初勝利を飾りました。

 

 

 

 

ポアゾンブラックの名前をつけたのは

馬主の村上憲政様。

同じく馬主の父・稔様とよくご一緒に競馬場にいらしています。

 

今月の「名付け親さんいらっしゃ~い!」は

ポアゾンブラックと馬主の村上様、

そしてゴールドシップや兵庫ダービ馬メイレディとの不思議な関係について

お話を伺ってきました。

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大恵:ポアゾンブラックの名前の由来を教えて下さい。

 

村上様:園田競馬場でつけた名前なんです。

父の所有馬も合わせると、一世代10頭以上いて

毎年1月に全頭の名前を考え、馬名審査に出しているのですが

うちは冠名をつけないので、なにか馬名に使えそうな単語はないか

毎年11月頃からずっと探しているんです。

 

そんな時に園田競馬場でよくお会いする岡田敬二先生から

「2月にこんな公演をやります」

と一枚のチラシをいただきました。

岡田先生は宝塚歌劇団の有名な演出家さんで

そのチラシの公演は

ロマンチック・レビューの『ル・ポアゾン』というものだったんです。

 

 

 

 

 

 

ちょうど私の前の席に座ってらしたので

「先生、ポアゾンってどういう意味ですか?」

と聞いたら

「媚薬って意味だよ~」

と教えていただきました。

響きも良いし、馬名に使いたいと思い

「先生、ポアゾンって名前、馬名につけていいですか?」

と聞いたら、馬券に一生懸命だった岡田先生は

「うん、いいよ。」

とすぐに快諾してくださいました。

 

そしてこの馬は青鹿毛なので、毛色のブラックをくっつけて

「ポアゾンブラック」と名づけました。

私はよく馬名に色を使うんですよ。

兵庫大賞典を勝ったレッドゾーンやマジカルビアンカ、マロン、ホワイトルシアンなど。

 

岡田先生はその時、馬券に一生懸命だったのに

勝ち出したら

「命名したのは、ボクだよ。」

っておっしゃっていました。

たしかに、私が考えたのは「ブラック」の部分だけですが。笑

 

 

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このようにして名付けられたポアゾンブラックは

野田学厩舎からデビューし、園田で5連勝を果たします。

そして1番人気で迎えた兵庫ダービーには、ある裏話が。

また、日本ダービーに1番人気で挑んだゴールドシップと

不思議なつながりがありました。

(明日につづく)

 

 

 


世界一おいしいクリームパンと馬名募集馬と。

 

 

タレント事務所から生放送!Ustream「パートナーズTV」

見てくださったみなさんありがとうございました!

 

そしてなんとっ!!

今週はじめてパートナーズTV内「大恵陽子のOh Yeah!!競馬」を見てくださった

イラストレーターさんが、私の似顔絵を書いてくださいました(>▽<)

感激ですっ。

見てくださいー!実物よりかわいく描いてくれました♪

 

 

 

イッキーノンさん、ありがとうございます!!

 

 

パートナーズTVの「大恵陽子のOh Yeah!!競馬」では

毎週競馬クイズをしています。

クイズは事前に出題しているので

ぜひツイッターやメールで答えを送ってください。

今週は時間の関係で紹介できなかったのですが

みなさんの週末のレース予想なども一緒に聞かせてくださいね♪

 

 

さて、当HPの馬名募集馬ですが。

17日にデビューを予定していた馬名募集馬のトレザイール(笹田厩舎)は

今週は見送って、来週の予定になったようです。

 

次男の知宏さんが園田競馬で騎手をされている笹田調教師に

「園田競馬場ちかくに、世界一おいしいクリームパン屋さんがあるよ!」

と先日教えていただきました。

 

水曜日、「名付け親さんいらっしゃ~い!」の取材で

園田競馬場へ行っていたので帰り道、お昼過ぎに立ち寄ってみると

「午前のクリームパンは完売しました」の看板が(×_×)

 

その後偶然立ち寄ったうめだ阪急百貨店で

そこのクリームパンが臨時販売されていたのですが

長蛇の列でした。

すごいっ!!

今度こそはゲットしてやるー!

園田の本店では、40円でミニドーナッツも売っていて

おいしかったですよ♪

 

 

 

 

 

そして前走3着だったソヴラーノ(吉村厩舎)は

日曜2R京都ダート1800mに出走です。

 

今週何度か雨の日があった関西地方。

吉村調教師は

「馬場が回復してくれればいいのですが…。

ソヴラーノに勝つように言い聞かせておきます」

とのことでした(^-^)

 

 


お抱え厩務員

 

 

今週から小倉競馬が開幕しました。

昨年の小倉2歳Sで3着、

そして今開催の小倉最終週でも出走を予定しているラヴァーズポイント

 

10月の「Oh Yeah!!」で三宅オーナーにお話を伺った馬です。

 

その時に

「僕の境厩舎でのお抱え厩務員のようになっている富菜さんが

担当してくれているんだけど、勝っても淡々としていて笑わないし

いつもレースの時はこのベストを着ているんだよ。笑

もうすぐ定年だけど、スーツ姿と笑顔が見たいなぁ」

とおっしゃっていました。

 

 

写真は三宅オーナーのエルチョコレートと富菜さん

 

 

取材以来ずっと気になっていた富菜さんに

先日はじめてお会いしました。

 

 

 

 

過去にシーキングザパールとニューマーケットに滞在し

日本調教馬で初めて欧州GIを制覇した富菜さん。

「シーキングザパールは1頭でも動じず

輸送中も13時間以上コンテナの中でじっと辛抱していました。

水も向こうの水を飲みましたし

やっぱり走る馬っていうのは違いますね。」

と当時の様子を詳しく語ってくださいました。

 

 

さてさて、オーナーがラヴァぽんと呼ぶラヴァーズポイントは

「食が細いんだよ」

と富菜さんはおっしゃいます。

でも、目の前ではむしゃむしゃと干し草を食べているラヴァぽんが・・・

 

「草は食べるんだけど、カロリーのあるエサは食べてくれないんです。

そっちのほうが栄養があるし食べてほしいんだけどね」

とのこと。

 

でも、予定している次走・小倉最終週の1200mは

「期待していてください」

とのこと。

この秋までに定年を迎える富菜さん。

もしここを勝てれば、桜花賞への光も見えてきます。