大恵 陽子 夢への第一歩


名付け親さんいらっしゃ~い!ラヴァズアゲイン

 

 

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今月から新コーナースタートです!

題して「名付け親さんいらっしゃ~い!」

関西で人気の長寿番組にあやかって、というわけであるようなないような..。

このコーナーでは、京都馬主協会会員さんの所有馬の名前の由来について

名付け親さんに熱くおのろけ話を語っていただこうというコーナーです。

毎月第3週目更新です。

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記念すべき第1回目は7月に馬名募集馬初勝利を挙げたラヴァズアゲインと名付け親さんです。

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2011年馬名募集馬のラヴァズアゲイン

彼女には、あるお寺のご利益があるのかもしれません。

 

 

写真提供:川井博様

 

 

ラヴァズアゲインは昨年、当HP上で馬名を一般から公募し決まりました。

名付け親さんは京都の大学生、多賀善彦様。

実家がお寺で、ご自身も将来は住職として継ぐ予定です。

 

現在そのお寺でご住職をされているお父様は

普段は競馬をされないのですが

ラヴァズアゲインのことは孫のように

お母様と一緒に応援をしてくださっているそうです。

初勝利の時には多賀様に

「単勝を買ってほしい」と頼むほど。

もおちろん大的中です。

 

そして多賀様ご自身も、初勝利を挙げる前日・七夕の日に

「ラヴァズアゲイン号が順調に勝ち上がれますように!」

と短冊に願いを込めていました。

 

そんなお寺の息子さんと競馬との出会いは

3年前に友人と見に行ったエリザベス女王杯で。

大逃げを打つクィーンスプマンテとテイエムプリキュアに対し

必死に追い込んでくるブエナビスタの姿に感動し

競馬を好きになったそうです。

 

そして偶然見つけた京都馬主協会HPでの馬名募集馬企画。

ロスマリヌスの2009の写真を見て

「栗毛でカッコよくて走りそう」と感じ、ダメ元で…と応募を決めました。

 

父ファルブラヴがJC勝ち馬であること

母ロスマリヌスが幻の桜花賞馬と言われていたことなどを

競馬を好きになってから調べていたそうです。

そこで「父のように活躍してほしい」という思いからEXILEの曲「Lovers Again」にかけて

ラヴァズアゲインと命名されました。

 

デビュー戦当日は、馬名採用の記念で馬主席で観戦されました。

この時

「もし勝ったら一緒に口取り撮影へ」とオーナーがおっしゃっていたようです。

残念ながらその夢は叶いませんでしたが

レース後に藤岡佑介騎手と大久保龍志調教師のサイン入りゼッケンを頂き

うれしさのあまり、馬主席のスタッフさんにお願いして記念撮影したそうです。

 

 

 

 

 

今でもサイン入りゼッケンは額に入れて家宝にしてくださっています。

 

 

 

 

 

普段からラヴァズアゲインの調教タイムをこまめにチェックされるなど

気分はまさに馬主気分のようです。

「サイン入りゼッケンをいただいたり、

馬主席をご用意していただいただけでなく

オーナーの計らいで口取り撮影にもいれてくださる段取りもしていただいて

関係者のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

いつかは一口馬主でもいいから、自分も馬主になりたいですね」とおっしゃいます。

 

個人馬主になられた時には、ぜひ京都馬主協会に入っていただきたいですね。