競馬以外の本
平日に所属事務所でレッスンを受けています。
原稿を読む練習や、身の回りの出来事や自分の好きなものなど
“何か”を伝える練習などをしているのですが
先日は
「自分の読んだ本を紹介する」
ということをやりました。
本は何でもOK。
聞いた人に「その本読んでみたいな」と思ってもらえるように、ということでした。
ならば私は競馬の本でしょ!ということで
2011年度のJRA馬事文化賞受賞作品
『消えた天才騎手 最年少ダービージョッキー・前田長吉の奇跡』(島田明宏著)
をチョイスしました。
消えた天才騎手こと主人公・前田長吉の一生を
資料や親族への取材を基に書かれたノンフィクションの本作。
読まれた方も多いと思います。
前田長吉が天才騎手と言われるゆえんは
弱冠20歳、そして初騎乗で日本ダービーを制覇したことにあります。
そのとき騎乗していたのが、クリフジ。
そのクリフジの7代目の仔がオオエライジンであることをキーポイントに
オオエライジンとクリフジの写真を持っていって
「ね!似てるでしょ?!」
なんて言いながら、ウキウキしゃべっていると
競馬を知らないみんなからは
「馬は全部同じに見えるー」とか
「ていうかクリフジ、写真じゃなくて絵じゃん!」
なんてツッコまれながらも
大好きな競馬やオオエライジンの話をするのがすっごく楽しかったです。
するとレッスンをつけてくださってる方が
「競馬が好きなのはものすごくよく分かった。
伝わってきて良かったけど、逆に一般的な本をどう紹介するのかを見てみたい。
できればそのままのハイテンションでね。」
なんておっしゃるんです。
いや、無理ですー。
…でもそんなこと、言えないなぁ、と思っていると
「もしできたら、僕の持っている競馬グッズをどれかひとつあげるから!」
なんて甘い言葉が。
レッスンをつけてくださってる方は
以前競馬と関わりがあったようなんです。
ヤダ~、こんなニンジンぶらさげられたらがんばっちゃいます!
というわけで、課題図書が出されたのですが
まぁ読み進まない!
3週間、この文庫本と格闘しているのですが
ようやく半分をすぎたところです。
いや、話自体はすごく面白いんです。
現実とは違う本の中の世界に浸るのも楽しいんですが
集中力が持たないんです。
ブリンカーが必要かもしれません。
大学時代なら
「わたし理系だから活字は苦手~」
とかなんとか言い訳をしていた気がしますが
さすがにもうそれは言えません。
あと半分!
競馬グッズ目指してがんばります。
さて明日は小倉1Rジェネクラージュに注目◎