大恵 陽子 夢への第一歩


競馬とカイバ 〜フェアリーS編〜

 

 

ピーターパンなレースです。

大人になりたくない2歳馬たちが、競います。

 

 

 

 

「ピーターパン症候群」

というワードが、高校生の頃流行りました。

 

センター試験を前に、みんなで

「大人になんかなりたくな〜い」

などと言って逃げ回っていました。

 

そういえばつい先日も

「大人ってこわ〜い」

などと冗談めいて言ったっけ。

 

 

いつまでもみんな子供のままでいたいんですね。

 

でもピーターパン症候群に陥るような精神的に幼い馬であれば

春以降のクラシック路線ではちょっと苦しいかも。

今のうちに、大人になりましょう。

 

 

というわけで今回の漢方はこちら。

 

 

小建中湯

 

一般的には小児の発育不全や虚弱体質に使います。

 

その根本は

五行説でいう「脾」をあたため、強化してくれるところにあります。

 

「脾」というのは、

食べ物から栄養を吸収し、全身に行き渡らせる働きをする大切な場所です。

 

脾が弱っていると

かぜをひきやすい、疲れやすい

といった虚弱体質になってしまいます。

さらにそうなると元気の「気」も減ってしまい、

精神的に不安定で弱くなってしまいます。

 

ピーターパン症候群を予防するには

脾を強化し、丈夫な体と健康な心をつくりましょう。

 

ちなみに五行説では

「脾は肺を生む」とされ、

脾が強化されると肺も強くなる

という連鎖があります。

競走馬にとって肺の機能強化も大切ですね!

 

 

さて。では本命は?

 

阪神JFに続きラシンティランテです。

 

ピーターパン症候群なんてフッ飛ばせ〜!

 

 

ただ、ピーターパン症候群、厳密な学説によると

男性限定の症状名だそうです。

 

 

 

■競馬とカイバ 2012年回収率■

単勝 0%

複勝 0%

昨日のシンザン記念

「マコトリヴァーサル4着かぁ〜!惜しかったなぁ!!」

と思いきや、4着なのは同枠で勝負服の似たトウケイヘイローでした・・・。