川田重幸の栗東最前線!

有馬記念を取って有終の美を!

12月22日火曜
先週日曜の朝日杯FSには
しびれましたね。
エアスピネルが
好手応えで直線先頭を、
リオンディーズが後方から
猛然と追い込んで差し切り、
勝利をもぎ取ってしまった。
パドックでのエアスピネルは
最初は2人引きでチャカついて
テンションが高かったが、
徐々に落ち着きを取り戻してきた。
馬体はガッと張ってたくましく、
1走ごとに目を引く馬っぷりの良化。
一方、リオンディールは
うるさいところは全くない平然と周回。
馬体のバランスがすこぶるいいし、
伸び伸びとした足取り。
リオンディールの返し馬が凄かった。
気合は乗ってきたが、
身のこなしが実に軽やか。
いや、それ以上。
表現するのがむつかしい。
スイスイと繰り出すフットワークは
バネをきかせて
天才肌のスピードの乗り。
大きなストライドに全く無駄がない。
こんな返し馬を見たのは
いつ以来だろうかと思ったほど。
攻めで引っかかって単走追い。
デビュー戦もけっこう引っ掛かった。
おまけに外枠。
直線勝負で
後方に控えることは想像できたが、
4角まわってエンジンをふかすと
エアスピネルとの差が
グングン縮まって行く。
一方、エアスピネルは
馬なりで直線先頭から
追い出して伸び脚もいい。
後続をちぎりだしたところへ、
1頭だけ、リオンディールが
すぐうしろに。
それも一気にやってきた。
壮絶な2頭の戦い。
ラスト3ハロンが11秒9―10秒8-11秒7。
2ハロン目の10秒8は強烈、
極限の戦いへ。
ゴール前では
リオンディールが突き抜けていた。
恐るべし鬼脚。
大きなストライドで
末脚の33秒3以上とも思える破壊力。
どこまで強くなって行くのか。
楽しみと末恐ろしさを抱いた。
結果的にリオンディールが強すぎた。
エアスピネルは中団8番手から
素早く楽々と直線先頭に躍り出る。
前のグループをあっさり捕える、
このスピード感にはビックリ。
いや、スピードがありすぎたか。
パドックでの気性ともども
まだ幼い感じ。
この辺りがレース慣れして大人びてくると、
これまた大きな器へ邁進する。
いずれにしても
この2頭から目が離せれない。

さて、ラストGⅠは有馬記念。
今朝のトレセン:
暖かいですねと声をかけると
昔は昭和58、59にかけては
大雪で攻め馬も
できなかった時があったと。
やはり、有馬記念は
なぜかいつもと違う。
一言でいえば、壮観。
ゴールドシップが坂路で
64秒7―47秒1-30秒1
-14秒5の馬なり。
ダイナミックなフォームで
柔らかく弾む。
馬体もガッと張って
尚且つキリッと引き締まり、
一度叩いて中身ができてきた。
有終の美を飾れる、
素晴らしい出来。
リアファルはどっしり構えて
程よい気合。
キタサンブラックは
豊富な攻め量でスッキリした体つき。
今朝は休日明けとあってか、
かなり気合が乗る。
ショウナンパンドラは
連戦の疲れをそう感じさせない体だが、
この時期とあって
毛づやは以前のピカピカ感から
少し薄らいだ感じ。
ラブリーデイは
しっかりした腹構えで
馬っぷりも悪くない。
ワンアンドオンリーも
気合を表に出して
トモの肉付きが結構いい。
ヒットザターゲットは
年令以上に活気がある。
オーシャンブルーは
馬体を大きく見せて
気合もグッと乗ってきた。
サウンドオブアースも
出来キープ。
ラストインパクトは
中間の動きも冴えている。
アドマイアヤゼウスがいい。
毛づや良く、見栄えする馬体。
ここにきて急上昇の感。
皆さんが、
いえいえ私もおいしい馬券を
ゲットすることを願って!
それではまた来年も
よろしくお願いします。