川田重幸の栗東最前線!

ミッキークイーンは強かった!

10月20日火曜
オークスを制したミッキークイーンが
秋華賞も勝って堂々の二冠馬に輝いた。
ホンマ、えらいもんですな。
攻めに行く姿勢が凄い。
今の京都はとてつもなく時計が早い。
土曜の準オープン戦、
外回りのマイルで1分32秒0。
当然、上りも早い。
そして2000mの内回りは直線が短い。
普通に考えれば
後方からでは届かない。
18番の大外枠に入った時は
ちょっとツイテないと思ったものだが、
スタートを決めて出して行った。
この英断が素晴らしい。
8番手の絶好ポジションを得た。
しかも前半の1000mが57秒4の超ハイペース。
ローズSの58秒4でも相当、早いが、
それを1秒も上回る快速レース。
スローなら全体が団子状態で
外からでは中に入れず
外々をまわることになり、
そのロスが大きい。
行かした分、掛かり気味ともなる。
だが、ハイペースなら
縦長のレースでバラけるし、
道中で馬群が途切れることもある。
その隙間を衝いて入り込める。
レッツゴードンキがハナを切れば、
おのずとペースは早い。
それを踏まえての戦法だったか。
1角で早くも内目に入るチャンスが
訪れた。
馬群が途切れたところを
すかさず内目に入り、
うまく潜り込めた。
好ポジションの8番手をゲットした。
ハイペースで流れが早いから
折り合いもスムーズにつく。
英断が勝ちパターンを作り出した。
しかもコースロスを避け、
3角でも外へ出さず
ずっとロスの少ないコースを選んだ。
勝負どころではバテた馬が下がってきたが、
そこもうまく避けれた。
直線は力強く伸びて先頭から
2着馬の追撃を封じての勝利。
会心のレース運びだ。
攻める気持ちの大事さを
今更ながら思い知らされた。
馬体もローズSとは見違えるほど
たくましく変貌し、迫力ある体つき。
馬の力を信じて
出来の良さを背景に
勝ちに行く競馬で
勝利をもぎ取った。
秋華賞レコードの1分56秒9の
勝ち時計もワンダフル。
なんとも素晴らしいレースだった。
次も頑張れる。
そんな印象を持った。
他の調教師さんからも
浜中騎手はうまく乗ったとの賛辞。

こちら変わって、
火曜朝の坂路は
人気馬リアルスティールが朝早く顔を出し、
キタサンブラック、サトノラーゼンなどの
有力馬も続々駆け上がって来た。
先週の追い切りで
凄いパワーを感じさせたのが
ブライトエンブレム。
菊花賞も白熱したレースが期待できそう。
ライブで見たら最高!

それでは またね。