川田重幸の栗東最前線!

ドゥラメンテが2冠達成!

ダービー:
圧倒的1番人気のドゥラメンテが2分23秒2のダービーレコードで他の馬を圧倒し、
皐月賞に続いて2冠を達成した。
レースはミュゼエイリアン(10着)がハナを切って前半1000mを58秒8の少し早目のペースで飛ばす。
キタサンブラックは2番手に控え、
スタートを決めたドゥラメンテは中団の8番手。サトノラーゼン(5番人気)はその内目9番手。
リアルスティール(2番人気)は中団の11番手、出遅れたサトノクラウン(3番人気)は後方14番手から。
8番手の絶好ポジションを得たドゥラメンテは躊躇することなく直線向いてグンとスピードアップ。
直線半ばでは一気に先頭に立ち、Vロードをまっしぐら、そのまま押し切った。
2着にはサトノラーゼン。勝ち馬を懸命に追いすがったが、
その差は縮まらず、最後はやや引き離され加減。
それでも外から追い上げてきたサトノクラウンの追撃をハナ差封じて2番手を固守。
3着はサトノクラウン。出遅れて後方からとなったが、直線は外をまわって33秒8の末脚を駆使。
2着馬のハナ差まで迫り、目を引く伸び脚。
4着にリアルスティール。今日は控えて11番手。勝ち馬を見る形でいいポジション。
最初はいくぶん行きたがる素振りも、あとは折り合ってスムーズ。
だが、直線で一気に加速した勝ち馬に対してこちらは反応がひと息。
4角10番手から直線馬群を割って抜け出して前を追うが、じりじりとしか伸びず、4着どまり。

1着ドゥラメンテはパドックで落ち着きがあり、リラックスして周回ができていた。
レース前の消耗度が少なく、これは大きい。
レースでは大観衆前からのスタートとあって少し高ぶってきたが、スタートを五分に出て8番手。
少しかかる素振りも早目のペースでなんとかリズムを保ち、
この位置で流れに乗れれば、しめたもの。
こうなれば、持ち前の切れ味が冴える。
8番手から直線で早々と先頭に立って堂々と押し切った。強い強い!
2着サトノラーゼンはうまく1番枠を活かしてロスなく立ち回り、
直線で外目に出して2番手に押し上げ、このメンバーでも遜色なしをアピールした。
3着サトノクラウンは最後、一番いい脚で追い上げてきているだけに
スタートで後手を踏み、後方14番手に置かれたのが痛かった。
4着リアルスティールは追い上げてきたが、スパッとは切れず、ややじりっぽい印象。
出して行って引っ掛かるよりは中団でじっくり構えて末脚を活かす戦法はベター。
だが、思ったほどの伸びがない。
13番枠で外々をまわることになり、思ったほどタメがきかなかったか。
もう少し内目の枠なら、また違った結果も。
ただ、見栄えする馬体だが、テンションが上がり気味。
そういう意味ではまだ若く、ひと夏を越して精神的成長があれば、更なる飛躍はある。

それでは また。