北新地競馬交友録

いい仕事

俳優の橋爪功さんの長男・遼容疑者が、埼玉県内の知人宅で警視庁の捜査員に踏み込まれ、違法薬物所持の容疑で逮捕された。
どれほど気持ちのいい物かは、当然知るよしもないが、注射とかは嫌なるなりである。
あの尖った先を見ると、どうにもハートがドキドキしだすのだ(・_・;

「は〜い!少しチクッとしますよ!我慢してくださいね」
「………………」
完全にビビりんちょなのは、北新地ではチイとは知れたマスター。
顔面神経痛には、早期のステロイド連続点滴投与2時間一本勝負、5日間が効果的。
点滴の針を目の前にして固まってしまっているのだ。

「行きますよ!チク〜!痛くない!痛くない」
看護師歴25年、針を指ささせたら天下無双のおばさんではない。
ゴギャルに毛が生えたような、プリティーなお嬢ちゃん。
笑いながら針を刺す時は、目がキラリン!
Sか(~_~;)
バット!いい仕事してますな(^O^)/

「マスターさん、今週は連絡もないですし、どうなさったんですか?」
「どうも、こうもねえよ。顔面は歪んじまうし、先週の日曜日はマルコメにおそぼにされちうし、俺ぁ〜つくづく息してるのが嫌んなっちまったぜ。大体が何であんなに啓介に競らなきゃならねん〜だ。テンの速さでは向うが一枚も二枚も上。マルコメの野郎!学ちゃんや、アッゼニの乗り方見習えってんだ」

マスターがボヤいているレースは、先週日曜日の10R『加古川特別』のローズストリート。
松若Jが太宰Jのヒルノデンハーグに競りかけて、16頭立ての14着と15着。
最後は歩いてしまっているんだから、ショックの大きさたるや半端ない。
ローズストリートの相手クリノリトミシュルが2着を確保。
松若Jがあんな無茶な乗り方をしなければと考えると、鼻もかめないゴミと化した6万円が痛しいのは当然だ。

「まあ、マルコメなんて買う俺が馬鹿なんだがよ。あったらレースされたら、マニーが幾らあっても足んねえじゃん。仏の西園調教師も流石に怒ってんじゃねえか。馬主のモハメド殿下とは顔を合わせねえ方がいいな。頰っぺたの5〜6発殴られて、砂漠に埋められても文句は云えねよ」とこき下ろすのに余念がない。

「今日はどうなさいますか?」
「買うよ。買わないゃ増えねえもん。阪神メイン『天保山S』のコウエイエンプレムがダイヤモンドクラスに堅いのは、芦◯崇信幼稚園ひまわり組の真司君でも知ってら〜ね。もし2着を外すような事がありゃ〜『共謀罪』抗議のデモどころじゃねえよ。国会を1000万競馬ファンが取り囲んでシュプレヒコールを上げら〜。弘平も『皐月賞』で漢を上げてマルコメの100倍は信頼出来る。枠で行こう!1ー4を3万、3ー4を2万、4ー5を元返しの1万。締めて6万でいてこます」と結論付けた。

ゴギャルの看護師じゃないが、松山J!いい仕事ヨロシコ哀愁です!(^O^)/