北新地競馬交友録

展開

一週間に一度のお楽しみはNHK大河『真田丸』
幸村の青春編が終わり大阪編に突入した。
史実に詳しくて、厳格な方が「あんな無茶苦茶な脚本は話しにならない!」お怒りとの話しも漏れ聞こえてくるが、なかなかどうして面白い。
ご存知脚本家三谷幸喜の創りだすワールドは、エンターテイメント性に比重が大きく置かれているのだ。
もっとも大好きな長澤ますみちゃんの台詞はやり過ぎで、たまに仰け反る事もあるのだが………。
NHK大河はニャンと!1963年のスタート。
既に50年以上も年を重ねていると、主人公、時代、テーマが少々変わっても、新鮮味のあるドラマにするのが至難の技なのは、ここ数年の視聴率が証明している。
史実から大きく逸脱しない展開で面白ければ良し!なのである。

「全く持ってラヴリーデイには泣けてくるぜ。デムーロもあったらところペタペタ走って何考えてんだ?豊大明神に楽逃げされてんだぜ。完全に術中にハマりやがって、謙一を見習え!」が『産経大阪杯』
「ルメールの野郎の乗り違いだ。あそこで引くから被せられて、イチコロパンでやられちまった、メジャーエンブレムのいいところが全然出せてねえ!」が『桜花賞』
「リオンディーズ、末の脚ではどの馬にも引けを取らねえし、前に行く馬で強いのはいねえのに、変に出して行くから引っかかっちまったじゃねえか!あれで持ったらバケモンよ!」が『皐月賞』
ここ3週間マスターの展開予想がことごとく外れて、当然馬券もどうにも曲がってしまっている。

週一回ドラマのお楽しみがNHK大河『真田丸』なら、競馬の週一回のお楽しみは木曜日の午後4時。
もうすぐ出馬表がネットで見れる。
「ダートの先行馬で、相手が弱面のレースを探すしかねえぞ!ほんでもって金曜日、土曜日の確定で枠が真ん中辺りの偶数番に入ったら、レッツラゴーよ。そろそろGWだって云うのに、このままじゃLAWSONでバイトするしかなくなるぜ」

◯屋山手幼稚園、バラ組のキッズ達でも展開が判るレースしか買わないようである(((o(*゚▽゚*)o)))