北新地競馬交友録

仕事人

この日曜日『必殺仕事人』が帰ってくる。
「晴らせぬ恨み、晴らしましょうぞ!」
故藤田まことさんには及ばないが、東山紀之さんも、役柄が板についてきた(⌒▽⌒)
この世の悪を叩っ斬る。
なんとも痛快な時代劇である。

「謙一!伸びろ!頼む!交わしてくれ!」
マスターの願いも虚しく、ショウナンパンドラがハナ差の4着。
ラブリーデイとのワイド馬券を握りしめて「天は我を見捨てたか〜」と嘆いたのが、秋の『天皇賞』の事。
その恨みを晴らす絶好の機会が来た。
『ジャパンカップ』である。

「マスターさん、今年の『ジャパンカップ』は難しいですね。日本馬の面子がイマイチ小粒で」
「◯原さんそうよな〜、大将のラブリーデイはいいとしても、全くあてにならないゴールドシップじゃどうしようもあんめい。中山や阪神ならともかく、スピード勝負になったら出番がねえよ」

「マスターご贔屓浜中Jミッキークィーンはどうですか。かなり人気しそうですが?」
「強い!ミッキーは強えよ。バット今まで闘って来た相手が同世代だけだろ。その辺りに一抹の不安を覚えるんだ。出遅れも心配だしよ。万が一揉まれてグチャグチャにされないとも云い切ねえし」

「じゃあ、ラブリーデイの単勝ですかね?」
「まあ、それが無難なんだろうが、1ハロン長いような気もすんだ。3着までの括りならまず間違いねえと思う。秋天の恨みを晴らす訳じゃねえが、俺はショウナンパンドラに気があんのよ。枠が内を引けば更に良しだったが、今回もラブリーデイとのワイドでいてこましたろうと考えてんだ」

「外国馬も今回はかなり気合が入ってるようですよ。一発があるんじゃないでしょうか」と競馬友達のKくん。
「ば!馬鹿野郎!いっぺんも見た事がねえ馬なんて買えるか。そんなのはそこいらのミーちゃん、ハーちゃんに任せときゃいいのよ。俺はG1になると人が変わったようにいい仕事をする謙一に賭ける」だそうな。

池添J!宜しくお願い申し上げまス!